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トップメッセージ

令和時代におけるパソナグループの役割

株主の皆さまには、日頃から格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年5月から、新しい元号「令和」がスタートしました。安倍首相は新元号発表の記者会見で、「一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることのできる、そうした日本でありたい」と述べられました。また、「令和の時代は、まさしく『地方の時代』」とも仰っていました。私はその言葉を聞いて、「よし、やってやろう!」という勇気とエネルギーが湧いてきました。パソナグループが15年以上前から取り組んできた地方創生に関して、令和時代のスタートにあたり安倍首相自らが力強く方針を述べられたことは、非常に意義深いことであると考えています。あらためて、社会における我々の使命、果たすべき役割をしっかりと見据え、日本の未来を創るべく邁進してまいります。

ライフプロデュースと地方創生

令和元年、パソナグループは2つのことに注力してまいります。
1つ目は「人を活かすライフプロデュース」です。「パソナグループの仕事は何ですか?」と聞かれたら、私は「人を活かすことです」と答えます。例えば、年齢が高いという理由でなかなか仕事が見つけられない方のためには、その方が持つ能力や経験を活かせる仕事を探す努力をする。経験の足りない方には、その方の優れた才能や秘められた可能性を見つける。それが、パソナグループの仕事です。私たちはこれからも、雇用を取り巻く環境が激しく変化する現代において、将来のキャリアやスキルアップなど働く方々の様々な不安に寄り添い、一人ひとりの豊かな未来を実現するために共に歩む「ライフプロデュース」に取り組んでまいります。
2つ目は「日本の未来を創る地方創生」です。現代の日本が抱える最大の課題は「東京一極集中」です。パソナグループは今年6月、外務省より承認されたG20大阪サミット2019応援プログラムとして、兵庫県淡路島で「ワールドシェフ王サミット」を開催しました。多数の協賛企業やメディアパートナーのご協力のもと、G20参加各国を代表するトップシェフが実力を競い合う料理大会や、健康的な食のあり方について議論するフォーラムを開催。集大成として、世界に向けて「SDGs淡路島宣言」を発表しました。
都会中心の社会から地方創生へ。物の豊かさから心の豊かさへ。令和時代の豊かな社会のあり方は、地方から始まります。

「社会のあり方改革」を目指して

私たちが目指すのは「社会のあり方改革」、すなわち企業依存社会から個人自立社会への転換です。今年4月、働き方改革関連法が施行されました。しかし、政府の進める「働き方改革」は働く人が主役ではなく、終身雇用を前提に成り立つ企業依存型の働き方改革です。
働くということは「自分自身を表現すること」です。自分の人生をどう創るのか、どういう仕事を選んで、どういう人生を送るのか。つまり、働くとは生き方そのものであり、生き様でもあります。組織に属していようといまいと、男性であろうと女性であろうと、都会に住んでいようと地方に住んでいようと、全ての人々がそれぞれの個性や才能・能力を発揮して働くことができる社会、もっと多様で自由な働き方が認められ、それぞれの生き方が尊重される社会を創る―。パソナグループはこれからも、「真の働き方改革」とも言うべき、「社会のあり方改革」に取り組んでまいります。

2019年8月

株式会社パソナグループ 代表取締役グループ代表 南部 靖之


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