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第1四半期 IRレター

2023年5月期 第1四半期 決算概要

  • アウトソーシング及び地方創生ソリューションの伸長により売上高は92,066百万円 (前年同期比+0.2%)
  • 販管費はアウトソーシングの事業拡大及び大型プロモーションに係る費用や、東京オフィスの移転に伴う二重家賃などが増加。営業利益は 3,330百万円 (同▲41.6%)
  • 前年同期に積み上がっていた大型スポット案件の反動があったものの、概ね計画通り推移
  • 売上高
    921億円 (前期比+0.2%)
  • 営業利益
    33.3億円 (前期比△41.6%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益
    12.9億円 (前期比△47.9%)

セグメント別連結業績 (セグメント間取引消去前)

(百万円)
  売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス(人材派遣) 37,837 ▲2,812 ▲6.9% 3,398 ▲1,623 ▲32.3%
BPOサービス 33,817 ▲384 ▲1.1%
HRコンサルティング、教育・研修、その他 2,021 +95 +4.9%
グローバルソーシング(海外人材サービス) 2,395 +339 +16.5% 108 +51 +89.0%
キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援) 3,434 ▲176 ▲4.9% 919 ▲215 ▲19.0%
アウトソーシング 10,583 +2,070 +24.3% 2,897 +53 +1.9%
ライフソリューション 1,963 +254 +14.9% 55 +41 +297.0%
地方創生ソリューション 1,529 +765 +100.2% ▲667 +35
消去又は全社 ▲1,515 ▲11 ▲3,381 ▲712
合計 92,066 +139 +0.2% 3,330 ▲2,369 ▲41.6%

主要セグメントの増減理由

エキスパートサービス
需要回復が継続し、メーカーや金融業界など幅広い業界から受注が増加。前年同期の東京2020オリンピック・パラリンピックの特需を埋めるには至らず。
BPOサービス
前年同期の大型案件が終了。パブリックセクターからは多様な働き方の推進・人材確保・就職支援・人材育成などに伴う事業を新たに獲得。民間企業では組織構造改革やDX推進に関連した業務フローの見直す動きが継続。
キャリアソリューション
人材紹介事業では受注件数の増加が継続。再就職支援事業は大規模な事業構造の見直しは落ち着き需要が減少。
アウトソーシング
内部成長に加え、M&Aによる外部成長が業績を押し上げ。福利厚生会員のサービス利用回復傾向に伴う補助金支出が増加。大型プロモーション投資による先行費用も計上。
地方創生ソリューション
観光地への人流が回復。兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」では、昨年オープンしたアトラクションや期間限定イベントを中心に来場者が増加。

News & Topics

持続可能な社会に向けた地方創生事業の推進
パソナグループと日本旅行グループ 観光分野での新産業の創出を目指し連携
「株式会社All Japan Tourism Alliance」営業開始

6月10日キックオフミーティング

株式会社パソナグループと株式会社日本旅行は、観光分野での新産業の創出を目的に連携し、パソナグループの株式会社All Japan Tourism Allianceに日本旅行グループが出資。2022年7月より営業を開始しました。
All Japan Tourism Allianceでは、1905年創業で、日本で最も歴史のある総合旅行会社として関西圏を中心に豊富な旅行商品を手掛ける日本旅行グループと、兵庫県淡路島などで自治体や地元企業、地域住民と連携しながら、「人材誘致」による独自の地方創生事業を展開するパソナグループが、両社の強みを活かして、淡路島を舞台に、観光分野での新産業の創出を通じた雇用創造や、観光振興によるさらなる交流人口の創出を目指してまいります。
パソナグループと日本旅行グループは本取り組みを通して、地域の活性化に貢献するとともに、「観光立国」としての更なる発展に尽力してまいります。

持続可能な社会に向けた地方創生事業の推進
関係人口創出や地域事業者振興等による地域活性化を推進
パソナグループ 包括連携協定による「地域共創プロジェクト」7月開始

7月26日 香川県坂出市と包括連携協定

株式会社パソナグループは、全国の自治体と地域活性化に関する実践的な「包括連携協定」を締結し、地域の社会課題解決に取り組む人材や企業の誘致・交流を促進し、地域に根差した新産業創造と雇用創出、豊かな生き方・働き方を実現できる街づくりに取り組む「地域共創プロジェクト」を2022年7月20日(水)より開始しました。
「地域共創プロジェクト」では、地域企業と複業人材のマッチングに強みを持つ株式会社パソナJOB HUBなどグループ各社とともに、各自治体が抱える課題に合わせて「包括連携協定」を締結。具体的な課題解決に向けた相談対応を行い、これまで培ってきたノウハウを活かして課題に即したソリューションをワンストップで提供します。
取り組みの第一弾として、地方自治体のシティプロモーション事業支援を展開する株式会社地方創生は、香川県坂出市と包括連携協定を7月26日(火)に締結しました。本取り組みを通して、地域や地域企業の持続的な成長発展を支援し、地域における雇用創出、地域の特性を活かした真の地方創生の実現に貢献してまいります。

持続可能な社会に向けた地方創生事業の推進
淡路島 座禅リトリート「禅坊 靖寧(ぜんぼうせいねい)」
『ZENメタバース体験ツアー』開催

株式会社パソナグループは、禅やヨガの要素を取り入れた瞑想・呼吸法などのアクティビティで精神を整える座禅リトリートを提供する施設「禅坊 靖寧(ぜんぼうせいねい)」(兵庫県淡路市)をメタバース空間に再現し、世界中のどこからでもオンライン上でアクティビティを体験できる『ZENメタバース体験ツアー』を開催しました。
本ツアーでは、メタバース上に再現された「禅坊 靖寧」に、自身で作成したアバターを使って入り、インストラクターの指導のもと座禅リトリートを体験できるほか、参加者による懇親会も実施。メタバース空間には、パソコンやスマートフォンを含む様々なデバイスから接続することができ、VRゴーグルやイヤフォンを使用することで映像や音による没入効果を高め、よりリアルな体験をすることができます。
パソナグループは本取り組みを通して、メタバース空間を活用した新たな体験型オンライン観光サービスを開発し、新たなテクノロジーを活用した地方創生を推進してまいります。

メタバース上に構築された「禅坊 靖寧」(左)、VRゴーグルの装着で没入感を高める(右)

人生100年時代のキャリア形成の支援強化
パソナJOB HUB  “松山市内の中小企業”と“都市部人材”の複業マッチング事業
相互理解を深めるプラットフォーム「だんだんコミュニティ」を新設

株式会社パソナJOB HUBは、愛媛県松山市から受託し運営する「だんだん複業団※(都市部人材デュアルワーク支援業務)」の一環として、主に市内の中小企業と都市部に住む複業希望者が相互理解を深めるプラットフォーム「だんだんコミュニティ」を、9月1日(木)に新設しました。
パソナJOB HUBは、2020年度より松山市内の中小企業と主に都市部に住む複業希望者とのマッチング事業「だんだん複業団」を受託・運営し、市内企業・団体が抱える課題解決につなげると共に、複業人材との継続的な関係構築による関係人口の創出を目指しています。
本年度は「だんだん複業団」の一環として、市内企業と都市部人材が相互理解を深めるプラットフォーム「だんだんコミュニティ」を新設。コミュニティに登録した“団員”は、オンラインコミュニケーションツール「Slack」のチャットルーム内にて団員同士でコミュニケーションが図れるほか、地域の最新情報の閲覧や自己紹介コラムの作成・投稿、松山市内の企業・団体との交流イベント等に参加し、相互理解を深めることができます。
パソナJOB HUBは本取り組みを通して、市内企業と都市部人材が継続的につながることができる仕組みを構築し、地域複業を通じた多様な働き方の創出と、愛媛県松山市に継続的に関わる関係人口の創出に貢献してまいります。