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第2四半期 IRレター

2022年5月期 第2四半期 決算概要

  • 売上高 182,486百万円(前年同期比+10.7%)
    売上高は全てのセグメントで前年同期から回復。企業及びパブリックセクターからはBPOの需要を継続的に獲得。エキスパートサービス及びキャリアソリューションにおいても新規人材需要を獲得。
  • 営業利益 11,996百万円(同+11.0%)
    販管費は事業拡大及び本社機能の一部移転に伴う関連費用により増加。コロナ禍でダメージを受けていた事業も回復基調になったことから営業利益も改善。
  • 売上高
    1,825億円 (前期比+10.7%)
  • 営業利益
    120.0億円 (前期比+11.0%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益
    48.0億円 (前期比+12.2%)

セグメント別連結業績 (セグメント間取引消去前)

(百万円)
  売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス(人材派遣) 78,664 +3,226 +4.3% 9,244 △1,262 △12.0%
BPOサービス 67,620 +10,703 +18.8%
HRコンサルティング、教育・研修、その他 3,837 +366 +10.6%
グローバルソーシング(海外人材サービス) 4,061 +719 +21.5% 167 +186
キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援) 7,492 +1,466 +24.3% 2,384 +1,072 +81.7%
アウトソーシング 18,745 +1,555 +9.0% 6,887 +2,418 +54.1%
ライフソリューション 3,475 +237 +7.3% 114 △43 △27.7%
地方創生ソリューション 2,050 +690 +50.8% △1,250 △163
消去又は全社 △3,461 △1,386 △5,552 △1,013
合計 182,486 +17,579 +10.7% 11,996 +1,193 +11.0%

※ 前連結会計年度末より、子会社再編に伴い、一部子会社のセグメント区分を変更しています。前期比については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

主要セグメントの増減理由

エキスパートサービス
人材需要は前期末から緩やかに回復。メディカル領域に係る人材需要は、医療や健康増進の取り組みが活発化する中で企業及びパブリックセクターともに拡大。
BPOサービス
企業及びパブリックセクターからの多様な需要に対して、業務設計構築からセンターの運営、人員の配置に至る業務をグループで一括して受託できる強みを活かし、事業を拡大。
キャリアソリューション
企業の採用意欲が戻りつつあり、獲得求人数は感染拡大前の水準まで回復。再就職支援事業の需要は収まりつつある一方で、「セーフプレースメント・トータルサービス」への関心は継続して拡大。
アウトソーシング
新たな健康支援サービスの展開等により業績は堅調に推移。福利厚生事業は会員数動向に増減はなく利用回復は想定より緩やか。ヘルスケア事業は新型コロナワクチン接種支援事業を開始。
地方創生
緊急事態宣言の再発出により、一部施設で営業休止や時短営業の影響を受ける。新施設や新アトラクションのオープンにより、コロナ禍の影響を受けつつも関西圏を中心に多くのお客様が来場。

News & Topics

人生100年時代のキャリア形成の支援強化
パソナグループ シングルマザー等を対象に“学び直し"を通じた就業支援
『ひとり親 未経験からのおしごと応援プロジェクト』開始

株式会社パソナグループは、全国のパソナグループ拠点やオンラインにて、主にシングルマザー等のひとり親家庭を対象に、学び直し(リスキリング)による就業機会の創出と職業選択の可能性を広げる『ひとり親 未経験からのおしごと応援プロジェクト』を開始。国家資格を持つキャリアコンサルタントがカウンセリングを行い、一人ひとりの希望に合わせたメディカルサポートやリスキリングプログラムを提供します。全プログラムを終了した方には、学習したスキルや能力を活かして就業できるよう、グループの全国拠点ネットワークを通じて就労支援を行います。
パソナグループは本事業を通じて、働きたいと願うすべての人々が、自身の能力を高め活かしながら、ライフスタイルに合わせてイキイキと活躍できる社会の実現に貢献してまいります。

BPOサービスの更なる拡大、DXの推進
パソナグループ グループ全体のDXを推進 約3,000名のDX人財を育成
DX時代を担う人財育成、デジタル技術・データ活用を通じた新規事業開発を目指す

株式会社パソナグループは、DX時代を担う人財の育成や、デジタル技術・データ活用を通じた新規事業・サービスの開発を目的に、グループの従業員を対象に“リスキリング"による研修プログラムを拡充し、2024年5月までにグループ全体で約3,000名のDX人財を育成いたします。
また、IT未経験者を対象に、ITスキルを高める1年間の研修やOJTなどを通じて、グループのIT人財を育成するプログラム『デジタル・アカデミー社員』300名の募集・採用を10月20日より開始しました。基礎的なIT知識やビジネススキル、ローコード※での業務アプリケーションの開発等を半年間の研修を通じて学びます。研修後は、グループ各社のIT部門で社内システムエンジニアとして業務に携わりながら、AIに関する基礎知識や、仮想案件を使ったデータ分析手法の習得ができる選抜制の研修で、より専門性の高いスキルを身につけることもできます。
パソナグループは、本取り組みを通じて、DX推進を担う人財を輩出するとともに、既存サービスに新たな付加価値を生み、顧客満足度のさらなる向上を目指してまいります。

持続可能な社会に向けた地方創生事業の推進
自社栽培の採れたて野菜や淡路島産食材など、地産地消の料理を提供
淡路島 畑の中のレストラン『陽(はる)・燦燦(さんさん)』 10月31日オープン

農業分野での人材育成事業等を展開する株式会社パソナ農援隊は、自家製野菜や淡路島産食材など地産地消の料理を提供する農家レストラン『陽・燦燦(はる・さんさん)』を、サスティナブルガーデン「Awaji Nature Lab&Resort」内に10月31日(日)にオープンしました。
レストランでは、目の前の畑で育てた野菜をはじめ、金猪豚(ゴールデン・ボア・ポーク)や米粉など淡路島産食材にこだわり、発酵醸造料理人 伏木暢顕氏と世界の料理人1,000人に選ばれた奥田政行氏監修のもと、新鮮な食材の本来の味を生かす調理法で、ゴロゴロ野菜のシチューをメインとした料理を提供します。また、レストランにはその日の朝に収穫した新鮮な地元野菜を販売するマルシェを併設しています。
レストランの設計は、建築業界で最も権威のある賞のひとつ「プリツカー賞」を受賞した建築家 坂茂氏監修のもと、環境に配慮し再生可能な材料を活かしたデザインを採用。堆肥として再利用できる「茅(かや)」を屋根材として活用するほか、再生紙による「紙管(しかん)」を柱の建築材として利用しています。
また今後は、『陽・燦燦』で使用される食材を自社農園で収穫してもらう「収穫体験」や、レストランの屋根づくりに参加することができる「茅葺体験」等のワークショップを実施し、お客様と一緒にレストランを創り上げ、多くの方々に自然と共存する豊かな暮らし体験を提供いたします。
パソナ農援隊は、農家レストラン『陽・燦燦』を通じて、淡路島の豊かな自然環境や食材などの魅力を島内外に発信していくとともに、持続可能で心豊かな社会の実現に貢献してまいります。

人生100年時代のキャリア形成の支援強化
“個人が主役"の働き方を応援し「個人自立社会」の実現を目指す
パソナ『ハイブリッドキャリア協会』11月11日(木)設立

株式会社パソナは、個人事業主や複業・兼業など自立的に働く個人の方々や、人材を活用する企業・団体等を対象に、“個人が主役"の働き方を応援する『ハイブリッドキャリア協会』を11月11日(木)に設立しました。
本協会では、時間や場所、職種、組織等の枠組みにとらわれない働き方を目指す「ハイブリッドキャリア」の普及・啓発活動を実施。また、「ハイブリッドキャリア」に興味を持つ個人と企業・団体等を対象に、新たなコミュニティ形成やマッチングの機会を提供することで、個人が主役の働き方や事業創造を応援します。
また個人会員に対しては、宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービス等を優待価格で利用できる福利厚生をはじめ、ヘルスケア、教育研修、保険サービス等を用意することで、個人が自立して働ける環境を整えます。
パソナは本取り組みを通じて、働く一人ひとりの多様な価値観や働き方を尊重しながら、個人と企業・団体等がお互いに対等な関係で結ばれ、協働・共創する「個人自立社会」の実現を目指してまいります。