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第1四半期 IRレター

2022年5月期 第1四半期 決算概要

  • 売上高は91,927百万円(前年同期比+7.2%)。企業及びパブリックセクターからBPO需要を継続的に獲得。エキスパートサービス及びキャリアソリューションにおいても需要は堅調
  • 売上総利益は21,720百万円(同△2.7%)。BPOサービスにおいて前期に増加した期間限定案件が終了し粗利率が低下。販管費は事業拡大及びコロナ禍で抑制された事業活動が通常に戻りつつあるため関連費用が増加。営業利益は5,700百万円(同△21.8%)
  • 売上高
    919億円 (前期比+7.2%)
  • 営業利益
    57.0億円 (前期比▲21.8%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益
    24.8億円 (前期比▲38.9%)

セグメント別連結業績 (セグメント間取引消去前)

(百万円)
  売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス(人材派遣) 40,650 +2,641 +7.0% 5,021 △2,208 △30.5%
BPOサービス 34,202 +2,062 +6.4%
HRコンサルティング、教育・研修、その他 1,926 +297 +18.3%
グローバルソーシング(海外人材サービス) 2,056 +397 +24.0% 57 +140 -
キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援) 3,610 +672 +22.9% 1,134 +542 +91.6%
アウトソーシング 8,513 +264 +3.2% 2,843 +662 +30.4%
ライフソリューション 1,708 +145 +9.3% 14 △27 △66.4%
地方創生ソリューション 763 +284 +59.3% △702 △127 -
消去又は全社 △1,504 △590 - △2,668 △569 -
合 計 91,927 +6,175 +7.2% 5,700 △1,587 △21.8%

※ 前連結会計年度末より、子会社再編に伴い、一部子会社のセグメント区分を変更しています。前期比については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

主要セグメントの増減理由

エキスパートサービス
人材需要の回復の動きは前期末から継続。コロナ禍でのメディカル領域に係る需要は、民間企業・パブリックセクター共に拡大。
BPOサービス
民間企業・パブリックセクターからの需要に対して、業務設計構築からセンターの運営、人員の配置に至る業務をグループで一括して受託できる強みを活かし、グループ連携を推進。
キャリアソリューション
企業の採用意欲が戻りつつあり求人数は前年度末を上回る水準まで回復。再就職支援事業の需要は依然として継続。
アウトソーシング
新たな健康支援サービスの展開などにより業績は堅調に推移。福利厚生事業はコロナ禍による減速感はあるものの計画付近で進捗。ヘルスケア事業ではBPOサービスへのニーズが追い風。
地方創生
緊急事態宣言により一部の施設では営業休止や時短営業などの影響を受ける。兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」に“ドラゴンクエスト"の世界観を再現した新アトラクションをオープン。

News & Topics

人生100年時代のキャリア形成支援を強化
企業の未来を切り拓く ‟女性幹部候補育成プログラム“
『Women's Advanced Program』10月開始

経営幹部に必要なビジネス力・プレゼンス力を学び、社会の変化に対応できる人材を育成
株式会社パソナ日本創生大学校は、企業の未来を切り拓く女性幹部候補を育成する合宿型プログラム『Women's Advanced Program』を、2021年10月4日(月)から兵庫県淡路島で開始しました。同プログラム1期生には日本郵船や新生銀行、三井住友海上火災保険をはじめとする19社から19名の女性幹部候補が参加しています。
今年6月に改定された企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)では、上場企業に対して女性活躍促進の現状と目標値を示すことを求めており、女性が活躍できる環境の整備に関心が高まっています。この度パソナグループが開始する『Women's Advanced Program』では、第一線で活躍する経営者・専門家・実践者らが、企業の経営幹部に求められる「新規事業創出」や「インパクトをもたらす経営」、エグゼクティブとしての「プレゼンス力」や社内外の「リレーションシップマネジメント」、「健康経営とウェルビーイング」等について講義を行います。プログラム修了後も、定期的な交流会により受講生同士のつながりを継続できる交流会を継続的に実施していくほか、参加企業の人事責任者同士で女性管理職育成に向けた情報交換会を実施するなど、参加企業同士の人的ネットワーク構築を支援してまいります。
 パソナグループは本取り組みを通じて、社会の変化に対応し、新しい時代に求められる経営を実践できる女性経営幹部を育成すると共に、日本企業における女性活躍推進に貢献してまいります。

シングルマザーが 安心して「仕事」「育児」「生活」ができる環境を提供
淡路島『ひとり親 働く支援プロジェクト』100名募集

株式会社パソナグループは、主に小学生以下のお子さんがいるシングルマザー等のひとり親家庭の方を対象に、兵庫県淡路島で「仕事」と「育児」、「生活」をトータルに支援する『ひとり親 働く支援プロジェクト』を2020年8月に発足しました。現在約10名のシングルマザーの方が淡路島で生活を送っています。そしてこの度、同プロジェクトで新たに100名の募集を開始いたします。

国内約141万世帯(厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査(平成28年)」)とも言われる「ひとり親家庭」の中には、仕事と生活の両面で困難な状況に直面している方も少なくありません。
パソナグループが取り組む『ひとり親 働く支援プロジェクト』では、淡路島で安心して仕事に従事できる環境と共に、自然の中で伸び伸びと子育てをしながら、充実した教育を受けられる環境を併せて提供しています。
育児・生活面では、ひとり親家庭の方同士や、パソナグループ社員・地域で暮らす方々との定期的なイベント・交流会を開催し、「向こう三軒両隣」の精神で助け合う互助のコミュニティを形成することで、「ひとり」ではなく「みんな」で安心して子育てができる環境を整備しています。また、「学童」をはじめ「学習塾」の無償利用や、自然体験を通じた英語教育プログラム「Awaji Kids Garden」への参加等、子供たちの成長を支えるサービスも提供します。
仕事面では、パソナグループが島内で展開する各種事業において、事務や営業等の経験を生かして働くことができるほか、主婦や子育ての経験を生かし挑戦できる家事代行や保育の仕事、店舗での調理補助やコミュニケーションスキルを生かした接客業務など、幅広い仕事で活躍することができます。

パソナグループは本事業を通じて、様々な困難に直面するひとり親家庭の仕事と生活を支援すると共に、淡路島への移住を促進し、あらゆる方々が心豊かに生活できる社会インフラの構築に貢献してまいります。


淡路島で生活を送るひとり親家庭の皆さん

自然体験を通じた英語教育「Awaji Kids Garden」

持続可能な社会に向けた地方創生事業の推進
コロナ禍の影響を受けた料理人を支援する屋外型自然共存レストラン
『淡路シェフガーデン』 7/30グランドオープン

株式会社パソナグループは、主に新型コロナウイルス感染症の影響により営業縮小した飲食施設のシェフやオーナー等を兵庫県淡路島に招き、新天地での新たなチャレンジを応援するために開設した屋外型自然共存レストラン『淡路シェフガーデン(Awaji Chef's Garden)』を7月30日(金)にグランドオープンしました。
『淡路シェフガーデン』は、淡路島産の食材を使用した料理を提供する“集合型屋外レストラン施設"です。4月29日より15店舗が営業を開始し、この度12店舗が新たにオープン。多様なジャンルの料理を提供し、『淡路シェフガーデン』に彩りを加えます。
また、飲み物や軽食を販売するキッチンカーや、スポーツエリアを新設するほか、国内外の人気ブランドを扱うアウトレットストア「THE CLOSET」をオープン。島内外よりご来場いただく多くのお客様がより楽しめる空間を提供してまいります。

法人向けサービス強化を目的に株式会社 JTB と事業提携
ベネフィット・ワン 『株式会社 JTB ベネフィット』の株式譲受

株式会社ベネフィット・ワンは、法人向けサービス強化を目的に、8月30日(月)に株式会社 JTBと事業提携契約を締結。また、株式会社 JTB ベネフィットの全株式を取得し子会社化することで合意いたしました。

ベネフィット・ワンは、宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービス等、約140万件のサービスメニューを優待価格で利用することができる会員制福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」をはじめ、人事・総務分野のアウトソーシングサービスを提供しています。また 2020 年 6 月には、企業の HRDX 推進を目的に、従業員の人事データや健康情報を一括管理できるデータ活用プラットフォーム「ベネワン・プラットフォーム」を開発。同プラットフォームの普及によるベネフィット・ワンの会員拡大を中長期戦略のひとつと位置づけています。
JTBグループは、個人のお客様向けの旅行サービスのほか、法人のお客様向けに各種団体旅行、MICE、プロモーション、福利厚生、デジタルソリューションなど多様なサービスを提供しています。また、JTBベネフィットは、「働く人々のワークライフバランス」と「活力ある職場づくり」への貢献を目指し、福利厚生代行サービス「えらべる俱楽部」を中心とした各種法人向けのソリューションを展開しています。ベネフィット・ワンは JTB ベネフィットをグループに迎え入れることで、会員基盤とサービスメニューを拡充し、プラットフォーム戦略を加速していきます。また、JTB グループとの事業提携を進め、福利厚生代行はもとより、団体旅行、MICE など法人向けサービスの強化を通じて、顧客満足度の向上を目指します。