パソナグループは、創業以来「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、すべての才能が輝く社会、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方のできる社会の実現を目指して、事業活動を展開してきました。
私たちの仕事は「人を活かす」こと。ソーシャルソリューションカンパニーとして、私たちに関わるすべての方々に対して、人生のあらゆる場面をプロデュースするとともに、持続可能な社会に貢献することを使命とし、人々の心豊かな生活を創造する「NATUREVERSE」な社会を目指します。
「NATUREVERSE」とは、人と自然、テクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる、真に豊かな世界。パソナグループは、AIを、これからの未来社会を構成する重要な技術要素のひとつと捉え、「人を活かす」ことの可能性や機会の創出に向けた積極的な利活用を進めてまいります。
同時に、人とテクノロジーが適正な共生を図る上で、高い倫理観を持ち続けると共に、様々なリスクに対応していくことが不可欠であるという認識のもと、未来を見据えた持続可能な社会の実現に貢献します。
本基本方針を、AIと共に歩むこれからの事業活動における普遍的な価値基準や行動指針を定めるものとして制定いたします。
- 「人を活かす」AI
パソナグループにとって、AIは「人を活かす」ための手段です。AI活用により個人の尊厳と自律を守り、すべての人が安心して活用できるサービスを提供いたします。その過程において、不当または不適切な利用、ならびに個人の不利益につながる事態が生じないよう最大限配慮し、「人を活かす」ためのAI活用に努めます。
- 安全性
人々の生命・自由・尊厳、関係者の権利を守るAIの設計・開発に努めます。AIは人間の能力を拡張する手段として活用し、問題発生時には迅速に対応できる体制を構築します。
- 公平性
AIによる意思決定や出力が不当な差別や偏りを生まないよう、十分に留意します。多様なステークホルダーとの対話を重ね、様々なバイアスの解消に取り組み、多様性・人権の尊重を最優先に考えます。
- プライバシー保護
AI活用においてもプライバシーを守ります。各種指針・ガイドラインに則り、個人情報を適切に管理します。
- セキュリティ確保
AI活用においても情報セキュリティを重視し、不正操作や外部攻撃のリスクを回避するため、厳格な対策を講じます。情報セキュリティ対応はグループ方針に基づき実施します。
- 透明性
AIモデルや使用データ等について、合理的な範囲で情報を提供します。また、AIに関する事象発生時の検証可能な仕組みの整備を進めます。
- 説明責任(アカウンタビリティ)
AIの開発・提供・利用において関係者の責任を明確化し、分かりやすい説明と文書化を徹底します。万一、誤りや事故が生じた際は、ステークホルダーへの説明責任を果たします。
- 教育・リテラシー
AIに関わる社内外のステークホルダーへのリテラシー向上や教育活動を推進し、従業員のリスキリングやフォローアップも行い、適切かつ倫理的なAI活用を促進します。
パソナグループは、AI技術の進化や社会情勢、最新事例、技術動向等を踏まえ、社内外のステークホルダーとの対話を通じて、常に最善の活用方法を模索し、必要に応じて本基本方針の見直しを行うものとします。
2026年4月20日
株式会社パソナグループ
パソナグループのAIガバナンス方針
パソナグループでは、AIの可能性を追求し、そのリスクを最小限に抑えるために、AIに関する情報集約と検証を情報セキュリティ委員会にて実施します。CIO、CISOを中心とするこの委員会では、半年毎のグループ各社のAI事業およびプロジェクトに関するモニタリングレポートを集約・検証し、リスクやサービス水準を評価し、改善をすすめることで全社的なリスクマネジメント機能の強化につなげます。
評価結果は、「AI First」をキーワードに組織変革を推進するDX推進委員会にて構成委員に報告し、全社方針としてグループ各社に展開することで、パソナグループ全社でのガバナンス体制の強化につなげてまいります。
体制図
