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第2四半期 IRレター

2018年5月期 第2四半期 決算概要

  • 人材需要と多様なサービスニーズへの対応が奏功し、すべてのセグメントで増収となり売上高は150,619百万円 (前年同期比+10.0%)
  • 収益力向上も貢献し、売上総利益も31,931百万円(同+18.3%)と増益
  • 販管費において、効率化が進みコスト低減が実現したことや、退職給付費用の負担減等により、営業利益2,618百万円(同+229.4%)経常利益2,634百万円(同+246.8%)と大幅拡大
    親会社株主に帰属する四半期純利益も470百万円と黒字化し大幅増益
  • 売上高
    1,506億円 (前期比+10.0%)
  • 営業利益
    26.2億円 (前期比+229.4%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純損益
    4.7億円

セグメント別連結業績 (セグメント間取引消去前)

(百万円)
  売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス (人材派遣) 78,491 +7,022 +9.8% 2,330 +1,893 +434.0%
インソーシング (委託・請負) 39,197 +3,114 +8.6%
HRコンサルティング、教育・研修、その他 3,236 +318 +10.9%
グローバルソーシング (海外人材サービス) 3,506 +439 +14.3%
キャリアソリューション (人材紹介、再就職支援) 8,151 +973 +13.6% 1,489 +784 +111.3%
アウトソーシング 16,249 +1,704 +11.7% 2,514 +32 +1.3%
ライフソリューション 2,511 +256 +11.4% 110 +36 +48.4%
パブリックソリューション 1,198 +346 +40.7% △732 △496 -
消去又は全社 △1,923 △423 - △3,094 △427 -
合計 150,619 +13,752 +10.0% 2,618 +1,823 +229.4%

主要セグメントの増減理由

エキスパートサービス
経理、外国語、貿易、IT系など専門事務を中心に多くの職種で伸長。
昨年8月にNTTグループの人材サービス会社4社から譲受した人材派遣事業と子会社化した2社も業績に貢献。
インソーシング
コンタクトセンター等を運営するビーウィズ(株)や、パソナ・パナソニック・ビジネスサービス(株)も業績に寄与。
グループ総合拠点「JOB HUB SQUARE」を利用した地方創生案件も好調。
グローバルソーシング
海外はすべての事業で増収。北米、ASEANが成長し、インドネシアのDGS※1の派遣事業や、ベトナム、インドも順調に推移。為替もプラス方向に働いた。
キャリアソリューション
人材紹介事業は業種、職種を問わず伸長。ITエンジニア向けの転職サイト「GeekOut」を開設。
再就職支援は、全国拠点を利用して総合営業体制へと移行。
アウトソーシング
福利厚生事業は、会員数が着実に増加。報奨金等をポイント化して管理・運営するインセンティブ事業も堅調。ヘルスケア事業も新規取引が大幅に増加し好調。

※1 PT. Dutagriya Sarana (デュータグリヤ サラナ)

News & Topics

社会的価値の創造 - 地方創生 -
世界20ヵ国の若者が参加 新産業を創造する共創イノベーション
『Awaji Youth Federation』開講 (2017年12月)

パソナグループは、世界から優秀な若者や社会起業家が集い、それぞれの多様な価値観と知識・経験のもと、新たな産業の創造や地方創生の実現を目指すプログラム『Awaji Youth Federation(淡路ユースフェデレーション)』を、兵庫県淡路島で開始しました。
一期生として、北米やアジア、アフリカ、欧州など世界20ヵ国から起業経験のある若者やMBA取得者など、専門的な知識と経験を有した若者が参加し、地方創生、起業・ベンチャー、文化創造等をテーマに、日本を代表する一流の専門家・有識者らによる講義やOJT、アクションラーニングを通じて学びます。
こうした多様な人材が集まり共に学びながら、淡路島からグローバルな視点で新たなイノベーションを創造する社会起業家の輩出と、日本の地域産業を活性化させる共創イノベーションを実現していきます。

社会的価値の創造 - 女性活躍推進 -
パソナグループとパソナ女性活躍推進法に基づく「えるぼし」企業 最上位に認定 (2017年10月)

パソナグループとパソナは、厚生労働大臣より女性活躍推進に関する取り組みが特に優良な企業として、「えるぼし」の最上位である3段階目の認定を受けました。
パソナグループは、1976年の創業以来、年齢、性別、障がいの有無に関わらず、誰もが活躍できる機会を提供し、社内制度の充実や働きやすい職場環境づくりを推進してきました。
今後も、社員・エキスパートスタッフはもとより、働くことで自己実現に繋がり、女性がイキイキと活躍し続ける社会を創るための環境づくりに取り組んでいきます。

環境変化への対応力強化 - 次世代型ビジネスプラットフォームの構築 -
ベネフィット・ワン、EcommEarth社との合弁会社「ディージーワン」設立 (2017年9月)

ベネフィット・ワンは、EcommEarth Ltd. と合弁会社「ディージーワン」を設立し、中小企業の電子商取引事業を支援する次世代型ビジネスプラットフォーム『DG1(ディージーワン)』の提供を開始しました。
『DG1』は、オンラインビジネスを実施する上で必要な「WEBサイト構築」「商品管理」「顧客管理」「スマホアプリ構築」「マーケティングオートメーション」「オンライン予約機能」等の機能を統合したECプラットフォームで、専門知識がなくても誰でも使うことができます。
これらを活用し、主に中小企業・個人事業主の方々等、初めて電子商取引を開始する企業・個人に対して提供し、大企業並みのマーケティング活動を比較的安価な料金で提供していきます。

環境変化への対応力強化 - 次世代デジタルマーケター育成 -
パソナとマルケト 次世代デジタルマーケター育成で協業 (2017年10月)

パソナとマルケトは、急速にニーズが高まるデジタルマーケティングの知識・スキルを持つ人材の育成に関して協業します。
パソナが長年培ってきた人材育成のノウハウと、マルケトの「Marketo University」のコンテンツを組み合わせ、『パソナデジタルマーケティングアカデミーMA(マーケティングオートメーション)コース』を開始しました。Tomorrow's Marketer(次世代マーケター)を志す方や、マーケティング部門での就業を希望する方などを対象に、MAの基礎的知識と業務の流れ、当該分野の代表的なツールであるMarketoの操作・運用方法について学ぶことが出来ます。
パソナとマルケトはTomorrow's Marketerの育成とコミュニティ形成を通じて、日本におけるデジタルマーケティングの更なる発展と企業の事業拡大に貢献すると共に、変化の激しいビジネス環境で働く人々のキャリアチェンジやキャリア構築を支援していきます。

コストシナジーの追求と収益性の向上
『AI搭載OCR×RPA導入支援サービス』 開始 (2017年10月)

パソナは、パクテラ・コンサルティング・ジャパンと協業し、保険会社を対象に、手書きによる申込書などの書類の処理業務を、AI(人工知能)搭載OCR(※1)と、RPA(※2)を組み合わせて自動化することで企業の業務効率化を支援する『AI搭載OCR×RPA導入支援サービス』を開始しました。
パソナのBPOやRPA運用人材・育成のノウハウと、パクテラの保険業務に特化したコンサルティング手法を組み合わせ、AI搭載OCRとRPAによる新しいソリューションを提供します。企業のさらなる業務改善と生産性向上の推進支援を拡充していくと共に、貴重な人材を煩雑な事務作業から、より付加価値の高いコア業務に集中させることで、現場業務の価値向上および働き方改革に貢献していきます。

(※1) OCR(Optical Character Recognition/Reader、光学的文字認識)とは、手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術
(※2) RPA(Robotic Process Automation)とは 、ロボットによる業務自動化の取り組みのこと