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第1四半期 IRレター

2017年5月期 第1四半期 決算概要

  • エキスパートサービス(人材派遣)や、BPO事業(インソーシング、アウトソーシング)等、多くのセグメントで増収となり、売上高は69,231百万円 (前年同期比+8.4%)
  • 需要が弱含んでいる再就職支援の減収影響に加え、運用利回り低下と割引率の見直しに伴い退職給付費用が前年同期比で大幅に増加し、営業利益は215百万円 (△38.5%) と減益
  • 経常利益は174百万円 (△32.1%)
    親会社株主に帰属する四半期純損失も△539百万円といずれも減益になったものの、計画比では堅調に推移
  • 売上高
    692億円 (前期比+8.4%)
  • 営業利益
    2.2億円 (前期比△38.5%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純損失
    △5.4億円

セグメント別連結業績 (セグメント間取引消去前)

(百万円)
  売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス (人材派遣) 36,378 △3,157 +9.5% 380 +54 +16.8%
インソーシング(委託・請負) 18,174 +1,248 +7.4%
HRコンサルティング、教育・研修他 1,541 +37 +2.5%
グローバルソーシング(海外人材サービス) 1,536 +116 +8.2%
キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援) 3,386 △646 △16.0% 107 △687 △86.5%
アウトソーシング 7,478 +1,507 +25.2% 1,134 +492 +76.9%
ライフソリューション、パブリックソリューション 1,508 +166 +12.4% △100 +92 -
消去又は全社 △773 △248 - △1,305 △86 -
合計 69,231 +5,339 +8.4% 215 △135 △38.5%

主要セグメントの増減理由

エキスパートサービス
幅広い業界で受注が増加し、外国語事務や経理などの専門事務をはじめ多くの職種で伸長。ITシステムの本格活用により、長期稼働者や新規登録者も増加。(株)パソナOGXA※1や、(株)ムラタアクティブパートナー※2から譲り受けた人材派遣事業も期初から寄与。
インソーシング
多様なBPO基盤の構築からグループシナジーも創出。パブリック分野ではシティプロモーションなど地方創生事業の受託に加え、行政事務代行も引き続き伸長。
グローバルソーシング
前期に子会社化したインドネシアのDGS※3の寄与もあり人材派遣が増収。給与計算代行や採用代行等の需要も北米中心に好調。
キャリアソリューション
人材紹介は管理部門や女性管理職候補を中心に成約好調。再就職支援は市場全体が縮小。
アウトソーシング
福利厚生事業は導入企業数が順調に推移。報奨金等をポイント化し管理運営するインセンティブ事業も堅調。

※1 (株)パソナが子会社化した大阪ガスエクセレントエージェンシー(株)
※2 (株)ムラタアクティブパートナーは(株)村田製作所の子会社
※3 PT. Dutagriya Sarana(デュータグリヤ サラナ)

News & Topics

業務提携 - ダイバーシティ支援 -
マグサイサイグローバルサービス(フィリピン)と業務提携
ハウスキーピングサービス「クラシニティ」を本格的に開始 (2016年7月)

パソナは、フィリピン財閥大手のマグサイサイグループのマグサイサイグローバルサービス社と業務提携し、フィリピンから約2か月間の専門的な研修を受講したハウスキーピングの専門スタッフを日本に招へいするハウスキーピングサービス「クラシニティ」を国家戦略特区の神奈川県で7月より開始しました。家庭の家事負担を軽減することで女性のさらなる社会進出を推進します。

業務効率化支援
ドキュサイン・ジャパンと協業
企業間取引のフルデジタル化を推進 (2016年8月)

パソナとドキュサイン・ジャパンは、企業のビジネス書類をデジタル化し、Web上で作成や承認、署名、管理ができる『デジタル・トランザクション・マネジメント(DTM)』において協業します。
パソナでは、ドキュサインのシステムの導入設定や運用に関わる人材を育成し、パソナテキーラを通じて企業への販売と導入を推進し、本サービスを通じて企業の更なる業務効率化を提案します。
またパソナでは、6月より自社の顧客管理システムと連動させ、人材派遣サービスの契約書作成に関わる作業を一部デジタル化して、迅速化、コスト削減、効率化、コンプライアンス強化を推進しています。

会社設立 - ASEAN地域の強化 -
日本の"おもてなし"をASEANへ
タイに新会社「Caplan (Thailand)」を設立」 (2016年9月)

キャプランは7月、タイをはじめASEAN地域での研修事業強化のため、タイの流通最大手であるセントラル・グループとともに「Caplan (Thailand) 」設立し、9月より営業を開始。
元国際線客室乗務員のバイリンガル講師によるビジネスマナーをはじめ、階層別、語学等の研修事業を提供します。日本の強みである“おもてなし"を海外へ発信すると共に、国内外の企業の人材育成を支援していきます。

海外進出支援
トライコーと業務提携
外資系企業の日本進出に関わる手続きをサポートする「進出支援サービス」を開始 (2016年9月)

パソナは9月、香港に本社を置き、アジア圏で管理部門業務のアウトソーシングを展開するトライコー・ジャパン・グループと業務提携し、対日進出企業の法人設立手続きを支援する「進出支援サービス」を開始します。日本進出に関わる事前マーケティングをはじめ、会社設立の各種手続きや、税務関連の申告、社会保険手続き・給与計算代行など、日本進出のスタートアップを総合的に支援していきます。