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2012.01.30
株式会社パソナ (本社:東京都千代田区、代表取締役 南部靖之、 http://www.pasona.co.jp/) は、新規就農や農業分野への就職を希望する求職中の方を対象に、農業実践研修や座学の研修を実施し、農業経営人材を育成する『なら農業支援プロジェクト』を奈良県から受託し、2月1日から開始いたします。 そして同日、当事業の「入社式」を奈良県社会福祉総合センター (橿原市) で開催いたします。
奈良県の農業就業人口の平均年齢は68.7歳と全都道府県の中で9番目に高く (2010年農林業センサス)、農業生産者の高齢化と後継者不足が課題となっています。一方で、昨年11月の奈良県の有効求人倍率は0.63倍(奈良労働局)と、依然として厳しい雇用環境にあることから、求職中の方の農業分野への転換による農業後継者不足の解消と雇用環境の改善が求められています。
そこで、『なら農業支援プロジェクト』では、県内の農業法人等における「農業実践研修」を通じて農業知識や技術を習得するほか、農業経営等に必要な知識を習得する「農業経営研修」を実施いたします。 パソナは当事業を通じて農業経営人材を育成し、奈良県の農業の競争力の強化と、周辺産業も含めた地域の活性化に貢献してまいります。