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2016.06.22
株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長COO 佐藤司)は、宮崎県小林市の観光振興による地方創生を目指した日本版DMO(※1)の設立に向けて「北霧島観光振興機構(DMO)推進支援事業」の事業運営を6月23日(木)から開始いたします。 7月2日(土)、3日(日)には、地域の大学・金融機関・民間企業の職員や市民など40名以上が参加して、小林市の魅力や観光振興に向けた課題について意見を出し合うアイデアソン(※2)企画「いなかソンin小林」を小林中央公民館(小林市細野)にて、キックオフイベントとして開催いたします。 急激な人口減少と高齢化に直面する宮崎県小林市は、現在の総人口45,851人(2016年6月1日付小林市現住人口より)が2030年には約7,000人減少すると予想されています。一方で、小林市は九州の都市部と距離が離れているため、豊かな自然環境とともに地域に根差した歴史や文化、また住民同士の地域コミュニティが色濃く残っている地域です。 そこで小林市では、2017年度に北霧島地域の「日本版DMO」を設立するべく、市内外の人材やノウハウの獲得、多様な関係者との連携構築、交流人口や集客の拡大、地場産業の維持拡大を目指しています。また、観光振興に向けた基盤形成を多面的に行うことで、地域一体となった観光ビジネスを確立することを目指して、パソナをはじめとした民間企業8社と連携(※3)して「北霧島観光推進事業」を展開しています。 そしてこの度、パソナは「北霧島観光振興機構(DMO)推進支援事業」を6月23日(木)から開始し、DMOの推進や地域の魅力向上を図るために必要なスキルを有する人材の育成、観光振興策の企画、地域の特産品の新たな魅力創出やプロモーションなどを民間企業のノウハウを取り入れながら行ってまいります。また、“都市圏と北霧島地域をつなぐ”をコンセプトに、ICTを活用したテレワーク等の新しい働き方の導入を推進し、各領域で専門的なノウハウや実績を有する三越伊勢丹、NTTデータ、アイクリエイト、パソナ農援隊などと連携しながら、観光振興に向けた基盤形成を目指してまいります。 パソナは本事業を通し、多角的な公民連携による観光振興フレームを構築し、積極的な情報発信を行うことで、小林市や北霧島地域の地方創生・雇用創出に寄与してまいります。 (※1)日本版DMO DMOは「Destination Marketing/Management Organization」の略称。地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人のこと。(出典:観光庁HP) (※2)アイデアソン 「アイデアソン(Ideathon)」とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語で、ある特定のテーマについて、多様なメンバーが集まり、対話を通じて新たなアイデア創出やアクションプラン・ビジネスモデルの構築などを短期間で行うイベントのこと。 今回は、「いなかソン」と題し、小林市内外から参加者を募り、対話の中から地域活性化につながるアイデアを導き出すほか、講師による講演なども予定。 (※3)8社の連携とは 小林市は2017年度の北霧島地域の観光DMO設立に向けて、下記8事業者と連携し「北霧島観光推進事業」を展開しており、各社の専門知見を活かした多角的施策展開により、地域一体となった観光ビジネス確立を目指している。 ・株式会社パソナ(人材育成支援と総合プロデュース) ・株式会社パソナ農援隊(農業・観光人材育成) ・株式会社三越伊勢丹(地域特産品の新たな魅力創出とプロモーション支援) ・株式会社NTTデータ(都市圏と地方を結ぶテレワーク環境整備) ・有限会社地方創発計画(国内でのDMO設立実績を活かしたコンサルティング) ・株式会社アイクリエイト(観光振興企画立案支援) ・株式会社電通パブリックリレーションズ(シティプロモーション) ・株式会社Wasei(シティプロモーション)