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INITIATIVE「自分のキャリアは自分で創る」WEBマガジン

ライフ 2016.04.06 介護の課題をロボットが解決 そんな未来に向けた人材育成の取り組み

文:INITIATIVE(イニシアチブ)編集部



人材を求める介護業界


2025年には75歳以上の割合が全人口の25%を超えると予想され、高齢化が大きな課題となっている日本。将来、介護業界での深刻な人材不足が懸念され、経済産業省の調査によると、介護施設で働く職員が2035年には68万人不足するといわれています。
そして現在でも既に、介護業界では慢性的な人材不足に陥っており、早急な対応が求められています。

人材不足の原因のひとつと言われているのが、介護職員への業務負担が大きすぎるということです。そこで、介護分野の人材サービスなどを行うパソナライフケアは、2月から介護職不足の解消を目的に、介護現場での職員の業務負担の軽減を実現する新しい職種『ケアアシスタント職』の導入サービスを始めました。
介護職員の負担を軽減し、職員が専門的な業務に集中できる環境を整えることで、施設でのサービス向上を促し、人材不足を補うことができます。

介護業界でのロボットの活用


また、介護分野の人材不足をカバーする方法として注目されているのが、ロボットの活用です。

政府は介護施設でロボットを導入する際に必要な費用の補助を始めるなど、介護に従事する人の業務負担を軽減し、介護分野の人手不足の緩和にむけた支援に取り組み始めています。
実際に老人ホームや、介護施設においてロボットの導入を進めるケースは増えており、介護支援型、自立支援型、コミュニケーション型など様々な種類のロボットが開発されています。

Pepperの可能性




コミュニケーション型のロボットの中で注目を集めているのは、ソフトバンクの開発するヒト型ロボットPepperです。“世界で初めての感情を持つロボット”として2015年2月に誕生したPepper。発売開始から1分で完売するなど、その注目度は周知の通りで、最近ではパソナグループも含めて、企業の受付などでの導入が進んでいます。

Pepperの身長は小学生くらいで、得意なことは人とコミュニケーションをとること。逆に苦手なことは重いものを運んだり、走ったりすることです。

介護業界でPepperが期待されるのは、コミュニケーション機能です。
レクリエーションに始まり、普段の会話や自身に内蔵されている豊富なアプリケーションによって雰囲気を和ませたり、癒しを提供することができます。また、介護施設の利用者にとって、まるで自分の孫のような存在になることが、Pepperの果たす役割の一つになるかもしれません。

それだけではなく、例えば医療機器メーカーと連携し、Pepperを通じて心拍数や血圧を測定し記録するアプリケーションや、服薬を管理するアプリケーションなどが開発できれば、単なるコミュニケーション用のロボット以上の活躍が見込めるのです。

人材の育成が鍵




IT・エンジニアリング分野の人材サービスを行うパソナテックでは、そんな未来に向けて2月19日に『ロボティクス・インテグレーション・サービス事業』を開始し、上記のような介護分野におけるPepperのアプリケーション開発を今まさに進めています。
また実際に介護施設での運用検証も実施中で、近い将来、Pepperが介護施設で活躍する日は近いかもしれません。

また、忘れてはいけないのは、実際の現場でPepperを扱える人材の育成です。
Pepperの優れた機能をきちんと使いこなせる人材や、Pepperに何かトラブルがあったときに、ホテルのコンシェルジェのように助けてくれる人材が必要となるでしょう。

パソナテックでは2016年春から、地方大学等と連携し、学生にロボットやIoTに関する知識をつけてもらい、将来的にロボットを扱える人材を育成するプロジェクトを開始します。Pepperの設定や基本的な操作ができる人材を全国で育成し、地方を含めたより広いエリアでPepperの活用を進めることを目指しています。

パソナグループではこれからも、「ケアアシスタント職」をはじめとする介護関連職の人材育成を進めるほか、全国の介護施設で人とロボットがお互いにサポートし合いながら活躍する社会を創り、介護業界の人材不足解消へ貢献してまいります。

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