Skip to main content
一覧ページへ
2011.11.02
株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役 南部靖之、http://www.pasona.co.jp/)は、東日本大震災からの復興に向けて、岩手県で被災した求職者等を対象に、生産から販売までを一体的に捉えた商品開発や農産物・水産品の加工など、農業や漁業の6次産業化(※)を担う人材を育成する『バリューチェーン人材育成事業』を11月21日(月)から開始いたします。また、当事業に参加を希望する方の『募集説明会』を、11月14日(月)から岩手県盛岡市と遠野市で実施いたします。
東日本大震災の影響による1次産業の被害額は、岩手県で約4653億円にのぼり(岩手県、9月16日時点)、地域の復興に向けて基幹産業である1次産業の再生が急務になっています。一方で、当該分野では高齢化の進行による担い手不足のほか、地域ブランドの復興や多様化する販路に対応できる人材、経営者候補人材などが不足しており、人材育成が課題となっています。
そこでこの度、パソナが岩手県から受託し実施する『バリューチェーン人材育成事業』では、県内の農業・漁業等の1次産業と、食品加工・小売・外食等の2次・3次産業の双方で「実践研修」を実施するほか、期間中、定期的に農業・漁業の基礎知識や経営知識を身に付ける「集合研修」を実施します。 パソナは当事業を通じて、農業・漁業の6次産業化を担う人材を育成し、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県の復興と地域ブランドの再生、地域活性化に貢献してまいります。
※6次産業化とは・・・農業や漁業などの1次産業が、経営の多角化や2次・3次産業との連携により、農水産物の生産だけでなく、加工品の開発・生産や直販体制の構築、観光事業やレストラン経営などの事業展開を図ること。今年3月には「6次産業化法(地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律)」が施行され、農林漁業者を対象に、行政による支援を受けられる認定制度も開始した。
【盛岡会場】
【遠野会場】
※時間は各日程とも (1)10:00~、(2)13:00~、(3)15:00~