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News&Topics

地域活性・農業

2008.10.10

~優秀な事業計画はパソナグループが実現をサポート~
「Agri-MBA農業ビジネススクール“農援隊”」
修了課題『事業計画』発表会10月11日(土)開催

総合人材サービスを展開する株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、農業をビジネスとして実践する経営感覚豊かな人財を育成する「第2期Agri-MBA 農業ビジネススクール“農援隊”」の修了課題『事業計画』発表会を10月11日(土)に開催いたします。

このスクールでは、社会人経験者のビジネススキルを農業分野へ還流するため、ビジネス感覚を持った新規就農者の育成と農業分野での起業支援を行うことを目的に実施してまいりました。

当日は、“農援隊”の名付け親で、当スクール学長の作家 石川好氏をはじめ、農業分野の第一線で活躍する講師陣が事業計画を講評いたします。
そして10月21日(火)に予定している修了式にて、最優秀賞/優秀賞を発表いたします。

また、同賞受賞者の希望がある場合は、パソナグループが実施する農業ベンチャー支援事業「パソナチャレンジファーム」にて、事業計画の実現を支援していく予定です。

修了課題『事業計画』発表会

日時 2008年10月11日(土) 13時00分~17時00分
場所 『PASONA O2』
千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル B2
内容 当スクールで学んだことを活かし、オリジナルのアイデアを盛り込んだ農業の事業計画を作成して発表する。農産物の生産に限らず、加工や流通、販売、その他農業の周辺分野に関する事業内容も含む
※1人あたり10分程度の発表後、講師陣から5分程度講評あり
発表者 12名程度(受講生は74名)
参加者 Agri-MBA農業ビジネススクール 学長 石川好氏
Agri-MBA農業ビジネススクール 講師陣
パソナグループ代表取締役グループ代表 南部靖之
パソナグループ取締役専務執行役員 山本絹子

【今後のスケジュール】
10月21日(火)19:00~ 修了式 /新丸の内ビル パソナグループ東京本社にて


『Agri-MBA 農業ビジネススクール“農援隊”』詳細

目的 農業従事者の高齢化、安全に配慮した生産体制や競争力の強化など様々な課題が見られる農業分野。そのため、農作物を単に生産するだけでなく、より企業経営に近い感覚で農業を行っていくことが求められている。
そこで当スクールでは、社会人経験者のビジネススキルを農業分野へ還流させることを目的に、農業をビジネスとして捉え、生産だけでなく“経営”を体系的に学んでもらう。そして新規就農希望者を将来の農業を担える「農業経営者」として育成すると共に、農業分野での起業を支援をしていく。
対象者 農業ビジネス・地域活性化・地方定住に関心のある方
内容 農業の“知識・経営”を座学、実践を交えて学ぶ
座学50講座(計75時間、約45日間)実地研修5講座(4日間)

(1) 農業情勢
日本の農業の現状や解決すべき課題、政策の方向性を知り、マクロ的な視点で知識を身に付ける
(2) 農業経営
経営計画の立て方、ファイナンスなど事業を行う上で必要な経営の基礎知識をケーススタディを通して学ぶ
(3) 栽培技術・現場実習・農業ベンチャーゼミ
座学で学んだ知識を、実際の農家、農業法人の現場にて実践するほか、後期のプログラムでは目的にあわせたゼミも開講予定
開校日 2008年2月28日(木)
料金 150,000円(別途、講座選択型料金プランあり)
場所 新丸の内ビルディング14F(授業内容により受講場所の変更あり)
協力団体 農林漁業金融公庫・ナチュラルアートなど農業生産法人20社程度

【参考資料】 受講生データ(第2期生74名)

受講生の声

・流通における問題点をうまく説いた授業でよかった。規格や売値など、生産側からみた問題点の解決策を考える良いきっかけになった(20代男性)
・ケーススタディの授業を受けて、指標となる数値の理解が深まると共に、経営感覚の必要性を改めて実感した(30代女性)
・ 非常に多彩な職業分野からの受講生が集まっているのが良い。所属する業界は異なっても、皆さんが一様に農業に興味関心と問題意識を持っていることに励まされる(40代男性)
・農業の想像以上の厳しさを知る授業あり、夢や希望やチャンスがある授業あり、毎回モチベーションが上がったり、下がったり、忙しい。普段はなかなか触れることの出来ない情報が得られることに感謝している(20代男性)

パソナグループ「農業分野の雇用創出の歩み」

パソナグループは2003年より“農業分野”での雇用創出を目指し、他産業から農業分野に人材を流動化させる新しい仕組みづくりを行ってまいりました。

(1) 農業インターンプロジェクト(2003年スタート)
農業分野で活躍したいと考えている若年層や社会人経験者を対象にした農業研修。5年目を迎えた当プロジェクトは、これまで100名以上が参加され、今年度も就農意欲のある若者が青森県や和歌山県で実地研修に参加しています。

(2) PASONA O2(2005年2月スタート)
より多くの方に農業に興味を持ってもらうため、大手町本社地下2階にオープンした就農支援施設。農業を全く知らない都会の方々や農業関係者、家族での見学などこれまで5万人以上の見学者が訪れ、人工光や水耕栽培など農業の新しい技術を知ると同時に、様々なイベントで農業の楽しさを体験いただいています。

(3) 農林漁業ビジネス経営塾(2007年10月スタート)
全国の農林漁業経営体に対して、団塊の世代や中高年の他産業経験者が講師となり、長年培った知識・経験を伝える『セミナー』『個別相談』『研修』を、来年3月末までに全国50ヵ所で実施予定。

(4) パソナチャレンジファーム(2008年10月スタート予定)
本格的に就農、農業分野で起業したい人材を支援する農業ベンチャー支援制度。パソナグループが特定法人貸付事業(※1)により、地方自治体から借りた農地にて、研修生が農業経営者としての栽培技術、農業経営を学ぶ。原則3年間パソナグループが研修生を採用し、4年目から独立就農をしてもらう。第1回目の今回は兵庫県淡路島の農地にて、10月下旬より実施予定。
※1・・・(特定法人貸付事業とは)
平成17年9月の農業経営基盤強化促進法の一部改正によって、これまで構造改革特区において認められていた、農業生産法人以外の法人による農業経営を全国展開したもの。制度では、市町村等と農地を借受けようとする法人が、きちんと農業を行う旨の協定を締結し、市町村等が農地の貸付けを行います。

報道関係の方からのお問い合わせ
株式会社パソナグループ 広報室
電話番号 03-6734-0215
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