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2010.12.08
株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役 南部靖之、http://www.pasona.co.jp/)は、勤務医の負担軽減策が必要とされる東京都の救命救急センターおよび二次救急医療機関等に、医師事務作業補助者(※)を配置し、医療機関等へのヒアリング調査を通じて医師事務作業補助者の効果的な活用方法をまとめ、普及促進を図る『医師事務作業補助者活用検証・普及啓発事業』を12月20日から開始いたします。
医療業界では、医師不足や医師の事務作業の煩雑さによる医師の勤務時間の増大が、大きな課題となっています。平成22年度診療報酬改定では、医師が患者の診療に集中することができるよう、カルテ作成等の事務作業の軽減を目的に、医師事務作業補助体制の評価の充実(医師事務作業補助者を雇用する病院を対象とする診療点数の増加等)が図られました。
今回の『医師事務作業補助者活用検証・普及啓発事業』は、パソナが東京都から事業委託を受けており、8名の医師事務作業補助者が新たに都内の医療機関にて就業いたします。また、就業期間中は新規雇用者と受け入れ医療機関の双方にヒアリングを行い、医師事務作業補助者の配置の効果や課題点に関する調査を実施いたします。
パソナは今年4月から、医療業界を支える人材を育成し、主婦層やキャリアチェンジを望む方々の新たな職域開拓を行うため、独自に医師事務作業補助者を育成する「メディカル・セクレタリー養成講座」を実施しており、これまで約150名の育成を行ってまいりました。パソナでは当事業を通じて、医師事務作業補助者の更なる普及促進を図り、都内の勤務医の負担軽減とともに、国内医療業界の発展に貢献してまいります。
※ 医師事務作業補助者… 医師をサポートし、診断書や診療記録の作成を補助する業務を行なう者。 主な業務内容は、診断書類等の文書作成、診療録(カルテ)等の代行記載・入力など