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2016.10.03
株式会社パソナ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長COO 佐藤司)と株式会社VISIT東北(本社:宮城県仙台市、代表取締役 齊藤良太)は、宮城県南4市9町(※1)のインバウンド観光振興による地方創生を目指す日本版DMO(※2)の設立に向け、地域の観光評価データの収集・分析をはじめ、観光産業人材の育成、インバウンド受入れ体制整備等を実施する「宮城県南DMO形成業務」の事業運営を本日10月3日(月)より開始いたします。
宮城県南に位置する宮城県丸森町は、仙台まで公共交通機関で約1時間という立地にあり、一級河川の阿武隈川や森林に囲まれた豊かな自然環境の中で、歴史、伝統建築物、田園風景などの豊富な観光資源を有しています。しかしながら、海外観光客からの認知度は低く、2次交通や宿泊インフラ等の不足から、単独自治体でのインバウンド観光振興に課題を抱えています。そこで丸森町は、丸森町を含む宮城県南4市9町のインバウンド観光振興による地方創生を目的とした「日本版DMO」を2017年度に設立し、複数自治体が一致団結した地域産業の維持拡大を目指しています。 そしてこの度、パソナは丸森町より「宮城県南DMO形成事業」を受託し、パソナグループで東北におけるインバウンド観光開発・プロモーション事業を展開する株式会社VISIT東北と運営を行ってまいります。また、丸森町に本社を置きインバウンド観光客向けの滞在コンテンツ開発に取り組む株式会社侍、観光人材・観光経営コンサルティング事業を行う有限会社地方創発計画とも連携しながら、観光振興に向けた基盤形成を目指してまいります。 パソナグループは本事業を通じて、公民連携による観光振興フレームを構築し、積極的な情報発信を行うことで、宮城県南地域の地方創生・雇用創出に寄与してまいります。
(※1)宮城県南4市9町 丸森町、亘理町、岩沼市、角田市、白石市、名取市、大河原町、川崎町、蔵王町、七ヶ宿町、柴田町、村田町及び山元町 (※2)日本版DMO DMOは「Destination Marketing/Management Organization」の略称。地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人のこと。(出典:観光庁HP)