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INITIATIVE「自分のキャリアは自分で創る」WEBマガジン

ひと 2022.08.12 入社1年目から新規事業に挑戦!淡路島で実践する地方創生とは

パソナグループが淡路島で展開する地方創生事業に、入社1年目から挑戦してきた社員がいます。今回は、パソグループが淡路島で運営する複合施設・青海波の和食レストラン「青の舎」、洋食レストラン「海の舎」で責任者を務める板谷航平さんに、新規事業へのチャレンジの軌跡について聞きました。



入社後すぐに淡路島へ。たくさんの新規事業立ち上げを経験

―入社当初から、新規事業をやりたいと思っていたのですか? 

若手のうちから新規事業にチャレンジできる環境と、採用面接や営業同行でお会いする社員の方々の人柄の良さに魅力を感じ、パソナグループに入社しました。
就職活動中から、世の中にはどのような業界があり、その中でどのような仕事・職種があるのかが分からないままで、自分がやりたい仕事を決めることに難しさを感じていました。そこで、分野や業界を絞らず、ゼロから新規事業を立ち上げ、お客様にサービスを届けるところまでの全てを経験したいと考えるようになりました。

また、私がやりがいを感じる時は、仲間と一緒に何かをゼロから創り上げているときだと思い、20代のうちに新規事業を立ち上げる力を身につけたいという想いで入社を決めました。

―入社後はどうでしたか?

入社後3カ月間は人材サービスに関する研修を受けていたのですが、この期間、同期の仲間と終業後の時間に、新規事業や今後のキャリアに関する企画書を作成し、人事部長に提案していました。こうした想いを汲んでいただき、淡路島での新規事業に携わる部署に配属されました。希望していた配属先でしたので、嬉しかったですね!

配属後は淡路島へ移住し、毎月の勉強会などをグループ代表の南部靖之からも指導を受けながら、淡路島での各プロジェクトに携わり、様々な仕事を経験しました。社会人になったばかりで右も左もわからない状態でしたが、答えがない中で仲間と一緒に業務を進めていき、やりがいと難しさを感じる日々でした。


▲運動会競技によるスポーツの祭典「UNDOKAI WORLD CUP」の運営にも参画

―新入社員の頃から経営層と議論する機会があるのですね

パソナグループは全社員で企業理念や使命を共有し、社員一人ひとりがどのように行動すべきかを示した行動指針であるPasona Wayを明文化しています。勉強会ではグループ代表の南部より直接、パソナグループが大切にするフィロソフィについて、経験をもとにした想いや考え方について教わりました。毎回、非常にワクワクしながら参加し、そこで学んだことは自分の仕事の軸となりました。

 具体的には、大義名分をもって社会に役割を果たし続けるという姿勢を表した「ベストセラーよりロングセラー」や、ホスピタリティや相手の願望を見抜く力など、「最高のサービス」のあり方についてが、特に心に残っています。

―配属後は、たくさんの新規事業に携わってきたそうですね

これまで、「農業」「観光施設の立ち上げ」「商品開発」「移住促進事業」「若手起業家支援」「メディカルツーリズム」「スポーツイベント企画・運営」「舞台制作」「海外IT人材育成事業」「研修講師」など、非常に多岐にわたるプロジェクトに参加させていただき、多くのことを学んでできました。

例えば観光施設については、入社当時は「のじまスコーラ」と「ミエレ」の2施設のみでしたが、その後は毎年新しい施設ができて、私もその中で、ショップの展開やお客様へのおもてなし対応など様々な役割を経験しました。

新事業の責任者として本気で向き合った「青海波」

―たくさんの新規事業の経験を経て、新施設「青海波」の立ち上げに携わられました

入社5年目となった2020年、劇場&ソーシャルディスタンスレストラン『青海波 -SEIKAIHA-』の副責任者に任命されました。青海波は、和食レストラン「青の舎」、洋食レストラン「海の舎」、劇場「波乗亭」、古酒のショップ&バー「古酒の舎」の4棟からなる複合施設で、現在私は「青の舎」と「海の舎」の責任者を務めています。


▲全席が海に面したソーシャルディスタンスレストラン「青の舎」

―副責任者に任命されたときは、どのような気持ちでしたか?

このお話をいただいた時は不安もありましたが、まだ建物さえできていない状況で、本当にゼロから自分たちで施設を創り上げていくことへのワクワクの気持ちの方が大きかったです。

 実際には、経営層と共に建物の図面を見ながら、これからどんな施設を創っていくか、お客様にどのようにご満足いただき、淡路島の地方創生に繋げていくかということを考え抜きました。大変なこともありましたが、非常にワクワクした印象が強く残っています。


▲レトロな高級ホテルを思わせるクラシックスタイルのレストラン「海の舎」

―青海波はどのような施設でしょうか?

ゼロから立ち上げに関わったので、私としても青海波は非常に思い入れのある施設です。構想を練る中で、「記憶に残る感動を」というコンセプトを打ち立てて、メンバー全員で共有しながら施設を創ってきました。

青海波には、特別な日に特別な時間を過ごすためにご来店される方がとても多いです。お誕生日や記念日のお祝い、結婚前のご両家の顔合わせ、還暦のお祝い、プロポーズなど、大切な日に青海波を選んでくださったお客様に、「美味しい料理」と「音楽家による生演奏」「スタッフの心を込めたおもてなし」により、「記憶に残る感動」を提供しています。生演奏やメッセージプレートのサプライズなどで、涙を流して喜んでくださるお客様もいらっしゃいます。

―こうした感動の瞬間に立ち会えることは素晴らしいですね

お客様に感動していただけることは、サービスに携わる者として非常に嬉しく思います。
同時に施設の責任者として立ち上げ時からより良いお店作りを目指してきた中で、店舗のメンバー一人ひとりがお客様のためできることを真剣に考え、柔軟に動き、感動していただけるレベルのサービスを提供してくれている姿に、感慨深い気持ちを抱いています。
 

▲店舗のメンバーと共に

―今後、青海波をどのようなお店にしていきたいですか

より多くのお客様にご来店いただき淡路島の地方創生に繋げていきたいです。季節や天候に関わらず、どんな時でも多くのお客様にご来店いただけるように様々なプランを用意し、パートナー企業様とも連携をしながら、より良いサービスの提供を行っていきます。

お店では地元生産者の方々の食材を使用していますので、たくさんのお客様に来ていただければ、それだけ淡路島に経済効果をもたらすことができます。「利益と社会貢献の両輪が相まって前進する」というパソナグループ創業以来の想いのもと、淡路島の活性化に貢献してまいります。

 
▲店舗のメンバーと共に

淡路島で感じる真に豊かな生き方・働き方

―最後に、淡路島で働くことの魅力について教えてください
淡路島は海と山どちらもありとても自然豊かです。しかも神戸や三宮など都心へは車で30分程で行けます。瀬戸内海で育った食は非常に新鮮で美味しく、近くには空港が4つもあり交通の便にも恵まれています。働く中で忙しいと感じる時でも、すぐそばに美しい自然があることで心が安らぎ穏やかになります。

これまでお仕事で携わらせていただいた地元の方々にもよくしていただき、休みの日には一緒に出掛けたり、バーベキューをしたりしています。地元の方との交流や淡路島ならではの自然を楽しみ、心豊かな生活を送れていると感じます。


▲パソナグループの同僚と初日の出を見に海岸へ。自然を感じられるのが淡路島の魅力

私は、「最後は直感で!選んだら前だけを向いていく!」ということを大切にしてきました。
学生時代は就活支援団体に所属していたこともあり、自分のやりたいことやキャリアの選択について、論理的に考える癖がありました。もちろんそれは大切なことですが、最後は直感で選び、選んだあとは振り返らず、その選択を正解にするために全力で走っていくということが何よりも大切だと思っています。

淡路島での挑戦を通じて、毎日の試行錯誤の積み重ねが自分の成長に繋がることを日々実感しています。これからも淡路島の皆さまと共に成長していけるよう、頑張ってまいります!




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