文:INITIATIVE編集部
子どもたちにとって、楽しい楽しい夏休み!しかし、共働き家庭やひとり親家庭の方のなかには、お子さんの預け先をどうしようかと頭を悩ませてしまう方も多いのでないでしょうか。昨今、働く女性の増加に伴い、小学生の「学童保育」の利用者が年々増加する一方、自治体が運営する学童保育の中には、低学年の利用が優先されるため3~6年生が利用できないケースも少なくありません。
そこでこの夏、
パソナフォスターは主に小学校3~6年生を対象とした夏休み期間限定の学童プログラム
「Miracle Kids Otemachi」を提供しています!今回は、「学んで、触れて、体験できる」学童プログラムの内容をご紹介します。
「小4の壁」という課題
子どもが保育園から小学生になるタイミングで、放課後の預け先に困る「小1の壁」は有名ですが、「小4の壁」というものがあることをご存知ですか?
厚生労働省が昨年12月に発表した「平成29年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」によると、2017年に学童保育を利用できなかった待機児童数は、小学1~3年生は前年比で減少したものの、小学4~6年生では逆に増加しました。(下図参照)
現在、小学校4年生を境に学童保育などの預け先が少なくなる傾向があり、「小4の壁」として大きな社会課題となっています。
【2017年(平成29年)待機児童数の学年別状況】
(画像出典:厚生労働省「平成29年(2017年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」)
「Miracle Kids Otemachi」
そこで、働く人の「育てる」を支える多様なサービスを展開してきたパソナフォスターではこの度、東京・大手町のパソナグループJOB HUB SQUAREにて、夏休み限定の学童プログラム「Miracle Kids Otemachi」をオープン!
都心で働く方々のお子さまが、普段とは違った環境の中で、「学んで、触れて、体験できる」7つのプログラムを提供しています。
夏休みの思い出作りはもちろん、自由研究に役立てたり、将来自分がやりたいことのヒントを得られるプログラムの内容をご紹介します!
【学ぶ】
①理数・論理的思考にチャレンジ!「STEM PROGRAM」
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(エンジニアリング)、 Mathematics(算数・数学)の各分野の教育を統合し、子どもの理数・ 論理的思考を養い、課題を発見・解決する力を身につける「STEM教育」。2000年代にアメリカが国家戦略としてスタートし、日本でも導入に向けた検討が開始されるなど、いま注目の教育プログラムです。
東京学芸大学 こども未来研究所の監修のもと、部品を組み立てて水力発電や風力発電の仕組みでランプを点ける実験や、ロボットアームを組み立てて物を掴む実験を実施します!
②英語の楽しさに触れよう!「GLOBAL KIDS SALON」
外国人講師が、英語で会話すことの楽しさをはじめ、海外の文化について歌や遊びを通じて楽しく子供たちに教えます。子供たちが主体的に参加できる英語レッスンを実施します!
③食べ物の大切さを学ぶ「料理・バターづくり体験」
ホットプレートを使った料理体験や、大手町牧場カフェでのバターづくり体験を通じて、食事の重要性や心身の健康、安全な食品を選択する知識を身に付けます。
その一環で、大手町牧場の屋上カフェテラスでの「流しそうめん」も実施しました。様々な色のそうめんやミニトマトを流して、子どもたちは大満足!近くのオフィスで働くお母さん、お父さんたちも一緒に、楽しいひと時を過ごしました!
【触れる】
④日本の伝統工芸に触れる「けん玉アート・けん玉競技体験」
競技用けん玉の約7割を生産している山形県長井市認定のけん玉に、子供たちが思い思いのアートを施し、世界で一つだけのけん玉を作ります。また、けん玉名人を招き、けん玉競技にもチャレンジします!
⑤ 動物と触れ合おう「大手町牧場 酪農体験」
ウシやヤギ、ミニブタ、フラミンゴなどの見学だけではなく、子どもにもできる「えさ作り」や、柵の中に入って「清掃」のお手伝いにもチャレンジします!
【体験する】
⑥夏の思い出をアートに「うちわアート体験」
JOB HUB SQUARAEでの夏の思い出をうちわに描き、独創的なアート作品を作ります!
⑦運動を楽しもう!「スタジオレッスン」
JOB HUB SQUARE内にある「THE GYM」のスタジオで、専任トレーナーによるオリジナルスタジオレッスンを体験できます!運動機能の向上だけではなく、創造性・集中力の強化を目的としたプログラムです。
「子どもたちに多彩な経験をさせることができた」
参加者の声①(小学3年生)
ひとことで言うと、子供も私も大満足でした!
1週間の利用だったため、最初は途中で飽きてしまうのでは…と思っていましたが、体験コンテンツが充実しており、毎日の酪農体験でも毎回様々な体験ができて楽しかったようです。
共働き家庭は夏休み期間に、子供たちに多くの体験をさせてあげることが難しい面もありますが、今回のように子供と一緒に通勤しながら、様々な体験をさせてあげられる機会は本当にありがたかったです。
子供も、新しいお友達もでき、楽しいひと時を過ごせたようです!
参加者の声②(小学1年生)
主な対象が小学3~6年生ということで、当初、STEMプログラムなどは小学1年生の息子には少しハードルが高いのかなと思っていました。しかし、実際のSTEMプログラムは理科の実験のようで、自分たちで部品を組み立てて動かしてみるという、とても楽しいプログラムのようでした。
英語のレッスンも話を聞くだけではなく、体を動かしながら発声したり、スタジオで楽しく運動することができるなど、活発な男の子も満足できる内容でした。
大手町牧場の屋外カフェテリアで行った「流しそうめん」では、親も一緒に楽しむことができ、家族にとっての良い思い出にもなりました!
Miracle Kids Otemachi 実施概要