文:INITIATIVE(イニシアチブ)編集部
過去最大規模で開催
パソナは、日本にいる海外からの留学生等を対象にした
キャリアフォーラム『JOB博』を3月12日(土)・13日(日)に東京・パソナグループ本部にて開催しました。
2日間で延べ1870名が参加。同日開催された、中国に進出している日系企業による帰国就職フェア『JOB博CHINA』も合わせて、57社が参加するなど過去最大規模となりました。
当日は、文部科学省顧問 山中伸一氏による「これからのグローバル社会で求められる人材とは」をテーマにした基調講演をはじめ、出展企業によるセミナーやブースでの会社説明会、英語や中国語による個別キャリア相談会も開催されました。
参加した留学生は、日系企業でのキャリアの築き方をはじめ、具体的な求人情報、また国境を越えた長期的なキャリア形成について熱心に企業の人事担当者にヒアリングしていました。
今年の特徴は「地方」と「インバウンド」
アップルジャパンやNEC等のIT企業、日産自動車等のメーカーなど様々な業種の企業が参加しましたが、今年の出展企業の一つ目の特徴は「地方」。
亀田製菓(新潟)、アスモ(静岡)等が参加し、地方企業においてもグローバル人材の採用ニーズが高まっていることが伺えます。
もう一つの特徴は「インバウンド」です。星野リゾートをはじめ、帝国ホテル、ルスツ、再春館、DMM等、観光や海外からの買い物客を対象としたインバウンド事業を強化する企業によるグローバル人材の需要が高まっています。
『JOB博』を主催した、パソナ 執行役員 グローバル事業部長の市川知之は、「ここ数年で、留学生の採用ニーズが高まってきていると感じます。日系企業が求める人材像は多様で、積極性をはじめ、高い日本語能力や日本文化への理解等を求めています。またトレンドとして、日系企業の中国法人から人事担当者がこのイベントのために来日し、採用するというケースも出てきています」と語ります。
大阪でも開催
『JOB博』は4月16日(土)、大阪・パソナグループビルでも開催し、25社が参加する予定です。
国内の大学4年生の就職活動が本格化する中で、日本で学ぶ外国籍留学生にとっても、将来のキャリアに向けた挑戦がスタートしています。
パソナ『JOB博』大阪会場 概要
日時 |
2016年4月16日(土)10:00-16:00 |
対象者 |
主に日本に滞在している海外からの留学生(2017年、2016年秋卒業予定者) |
会場 |
パソナグループビル(大阪市中央区淡路町4-2-15) |
内容 |
1.基調講演(10:15-10:45)
「これからのグローバル社会で求められる人材とは?」/文部科学省顧問 山中伸一氏
2.企業セミナー(11:00-16:00)
<参加企業>
日産自動車、阪急阪神百貨店、シュゼット、ロココなど7社予定
3.企業ブース出展(11:00-16:00)
<参加企業>
アシックスジャパン、アップルジャパン、ソフトバンク、パナソニック、吉野家ホールディングスなど18社予定 |
参加人数 |
約700名(予定/入場料無料) |
申込み |
イベント専用URL(https://job-haku.com/osaka) |
問合せ |
株式会社パソナ グローバル事業部
03-6734-1270
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