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沢山のご応募をありがとうございました!
選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!

俣野 理香

活動名
ひとりで頑張ってる 貴方の応援団
活動開始時期
2017年
参考情報・URL
https://kizuna-umegae.jp/
【豊中 つどい場ゆりちゃん】
http://t-yurichan.hacca.jp
【プレス掲載】
2017年11月6日産経新聞夕刊 - 西宮市 - TOB塾
さまざまな世代が交流する「つどい場ゆりちゃん」。発起人の1人でシングルマザーの介護福祉士、大久保理香さん(50)は「生活費を稼ぐのに必死だった。

活動を始めたきっかけを教えてください

離婚後勤めた職場で知り合った同僚が、偶然自分と同じように20代で母親を亡くして、一人で子育てをしていたという共通点があり、子育て時に母親がいない寂しさや大変さを話していた事をきっかけに、自分たちの子育てが一段落したら私たちだからできる何かをしたいと思ったことが始まりです。
世間のシングルマザーは辛い・苦しい・貧困というイメージを払拭したいという側面もありました。シングルマザーだけではないワンオペ育児や、地域・世間からの孤立をなくしていきたいと思い少しずつ形にしていきました。

ご自身の活動内容を教えてください

ふらっと立ち寄れる場所という事で「つどい場 ゆりちゃん」という地域の居場所活動をしています。
こちらの活動は、「おてらおやつクラブ」様から不定期に届くお菓子等の支援物資を繋がりのあるひとり親家庭のお宅に届ける活動や、コロナ禍前は公共の施設のお部屋を借りて、多世代交流を目的とした体操教室や、ボードゲーム大会、心を豊かにする講習会として、フラワーアレンジやアロマの講習会等を開催していました。
少し大きめのお部屋を借りてVR親戚(バーチャルしんせき)会と題して、ゆるく地域とつながるイベントも開催しました。(夏は桶そうめん・冬は鍋)
講習会やVR親戚会はコロナで密になるのを避けるため現在は休止中ですが、落ち着いたら少しずつ再開していこうと思っています。

もうひとつは、末娘が塾代支援でお世話になった「絆基金」という団体の保護者向け活動『ゆるっと絆』という親の会の初年度の会長をさせていただいています。
こちらは、絆基金でお世話になっている(なっていた)お母さん達の集まりで「お母さんが笑顔なら子供も笑顔になれる」と、<ゆるい繋がり>をコンセプトに絆基金代表の弁護士山田先生の助けをお借りして、月一回のお喋り会や年に1回の総会、クリスマス会などを開催しています。
お喋り会は、大学進学時の奨学金の話、受験の時の親子関係等の悩みを話したり、子育て先輩の話を聞いてほっとしたりただ笑ったり、他愛のない会話をしています。
身近な人には逆に聞けないことや、自分だけがしんどい子育てをしているのではないということにここにきて気付き、孤立しない、気持ちが軽くなる…最終的には笑ってる♪そんな会です。
総会はおしゃれなレストランでコース料理を頂き、日頃の疲れや悩みを忘れて楽しむ会です。普段は、一家の大黒柱として、父親の役目もし、母として子供に愛情を注ぎ、仕事に家事に忙しく動き回り自分のことは後回しになる自分達ですが、この日は自分優先で楽しみます。お母さんの気持ちが軽く、楽しくなるような場の提供を企画しています。

今後の活動展望・夢をお聞かせください

コロナ禍で中止していた、ボードゲーム大会・VR親戚会等ある程度の人数が集まって開催するイベントの再開はもとより、「地域の子供は地域で見守り育てる」「お母さんの笑顔は子供にとっても幸せ」といったことを頭において、ゆるい繋がりのある優しいコミュニティ作りをしていきたいです。
日本には四季があるので、その素敵な季節を感じることで、心が豊かになるそんなイベントも考えて開催していきたいです。日々忙しくても心にゆとりがあると、笑顔になれると思っているので…。
また、辛い・暗い・しんどい・貧困といったひとり親家庭のイメージを(そのような側面があるのは事実ですが)一生懸命自分らしく頑張っている一人の女性として見てもらえる、そして明るく楽しく元気なお母さんが増える活動をしたいと考えています。
自身が活動をしていく中で知り合った仲間たちと、試行錯誤しながら「支援と自立」を目指して新しいことも考え中です。時間はかかるかもしれませんが、実現に向けて一歩一歩進んでいきたいです。

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パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット