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沢山のご応募をありがとうございました! 選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!
白石 良香
私は社会人になってからずっと教育業界に携わり、12年前に個人塾を始めました。 年々感じているのは、教育システムと急激に変化する社会情勢とのギャップでした。 例を挙げると、戦後から高度成長期のまでの日本はいわゆる「規格化された教育」で全体を平均化することが求められていました。 しかし、現在の情報化社会においては「多様性」が重視され始めその流れに公教育はついていけず「規格外」の子供たちは取り残されてしまう現状になっています。 その受け皿として、弊塾では子供の特性を活かした学習方法を提供し、勉強や塾が楽しいつまり「楽習」をモットーに活動しています。
【楽習塾とは】 「楽習塾」であり続ける為には、子供たちだけではなく保護者とのコミュニケーションも必須です。子供たちは親には言えないことを第三者の大人には素直に話してくれます。反対に保護者からも子供たちが聞き入れないような事を私たちにお願いされることもあります。「保護者とともに子供たちを育てる」イメージでしょうか。 そういうわけで、今はコロナのために自粛しておりますが、年に何度かイベントを開催しその時に保護者の方々にも参加して親交を深めています。そのおかげか、弊塾の子供たちは、学年に関係なく皆仲良しです。授業中でも私がほかの生徒の指導をしていた、ら上級生が問題でつまずいている下級生のわからないところを教えてくれたりします。また、OBやOGなども大学の休みで帰省した時に遊びに来てくれたりします。
【昼間の派遣の仕事と塾の仕事の相乗効果】 また、昼間の派遣の仕事を始めたのも良い効果になりました。私自身教育業界しか経験がなかったので、子供たちに実際に社会人として普通の会社に勤めることを話すときに想像をもとに話していました。 しかし、縁あって今の会社で働き始め、いろいろな経験をさせていただきました。同僚たちのリアルな子育ての話、悩みなども塾の経営に反映できたと思います。 最初は、「大人相手」と少し身構えていましたが、仕事をしていくうちに「大人も子供も関係ない、同じ人間だ」と気づき気持ちが楽になりました。それも私の担当スタッフのフォローや同じ課のメンバー達の気遣いのおかげだと思っています。
同時にこの感覚は、対子供に対しても変化があり、子供たちを「一個人」として対等に向き合えるようになりました。 体力的には少しハードですが、おかげで体調管理がしっかりと出来ますし、就業時間など融通をきかせてもらっているので、今人生で一番働いていますが、毎日楽しく充実しています。
この度のコロナ禍で子供たちの取り巻く教育環境は大きく変容し、それに与えられた課題は非常に多岐に渡り、そして複雑なものになりました。 同じような悩みを持った同業者が、(社)福山子ども育成協会~みらいの種~を設立し、私もその事業に参加することにしました。 これは「子供たちの未来をより明るいものにする」というスローガンのもと、市内の個人塾、スポーツ教室、ピアノ教室などの経営者が連携を図り、さらには官と民との境界をも超えた新しい教育で地域の子供たちを育てる事業です。これから色々な企画やイベントを通して子供たちが自分の未知なる可能性を知るきっかけになれば幸いです。 また、この活動を通じて同じ思いの仲間が出来たことは大変嬉しいです。 個人的には、今度は「教育心理学」を学びたいと思っています。子供たちと同様に保護者達も色々不安で悩んでいます、しっかりと彼らに寄り添うことができるようにキチンと理論を学び正しく対応できるようになりたいと考えています。 まだまだやりたいことが沢山あって書ききれませんが「常に夢や目標を持って生きる」姿を子供たちに見せ続けられる「カッコいい先生!」を目指していきます!
パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット
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