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沢山のご応募をありがとうございました！ 選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します！
竹迫 朋美
活動を始めたきっかけは、子育てにひと段落した頃『薬膳』の存在を知り、食養生についてもっと深く学びたい、自分自身のため、家族のためにしっかりと基礎から学びたいという思いが芽生え、中医学・薬膳について学べる「本草薬膳学院」にて、薬膳における資格を取得後、子ども食堂でランチを提供したことです。その活動が第一歩となりました。初回の子ども食堂では「冬の薬膳」の提供で、身体を温めて腎を養い、冬の養生ポイントを盛り込んだ献立にしました。普段より、子どもの食事について、日々の体調の変化や顔色などをよく観察し、季節に応じて毎日の献立を立てていましたが、子ども食堂での薬膳ランチの提供が薬膳を家族以外の方々に広めていきたいと思うきっかけとなりました。
「本草薬膳学院」にて国際中医薬膳師、国際薬膳調理師、薬膳素材専門士の資格を取得しました。他には、医薬品登録販売者、食品衛生責任者、発酵食品ソムリエの資格を取得しました。コロナ渦で思うように活動ができなかった為、充電期間ととらえ、薬膳につながる資格の取得やセミナーの受講などを積極的に行ってきました。 そんな中、NPO法人主催の「子ども食堂」にて薬膳ランチを提供する機会をいただき、初めて家族以外に食事を提供する経験をさせていただきました。ひとりでは手が回らず、娘にサポートしてもらいながらの開催でした。最初は慣れないことばかりで失敗もあり反省点・改善点もありましたが、1日を終えた時の達成感と満足感で心が満たされました。 令和4年5月には、地域創生や起業の応援をしてくれる団体が運営するカフェでランチの提供をしました。その日の体調は皆さん一人ひとり異なりますので、ピンポイントで当日いらっしゃった方の体調に合わせた薬膳を提供するということはできませんが、季節に応じた養生ご飯を献立し、週替わりで提供しました。1週間の疲れをリセットし、パワーをチャージできるよう「養生スープランチ」、梅雨の影響により身体に溜まった余分な水分をデトックスできるよう「薬膳スパイスカレーランチ」、食材の効能をそれぞれ説明したメニューをもとにその日の体調を考え、ご自身でトッピングをお選びいただく「薬膳いなり御膳」など、来てくださったお客様に、楽しく美味しく召し上がっていただけるように工夫をしました。普段の生活の養生法を説明したり、食事をされた後の感想を聞いたりと、薬膳を通してコミュニケーションをとることができ、貴重な経験となりました。
夢は、自分のカフェ「薬膳×発酵カフェ」をもつことです。人との繋がりやコミュニケーションを大切にしたいので、地域の人がくつろげる、ほっとできる場所、自身の体調やご家族の体調について相談できる場所、養生の知識を学べる場所、大人にとっても子どもにとっても身体も心も満たされる場所、漢方相談もできる場所、そんなカフェを企画運営したいと思っています。現在の仕事と両立しつつ、知識をさらに深めながら、冷え症や体質改善のための薬膳茶ワークショップ、家庭で身近な食材を使って作れる季節の薬膳レシピの提供、薬膳と食育を楽しく学んでもらえるよう絵本の読み聞かせをしながらのワークショップ、収穫を通して食の大切さについてを学べるワークショップ、野菜を乳酸発酵させて活用したり、フルーツを発酵させた酵素ジュース、麹を使った発酵調味料などを作り、その活用法をお伝えするワークショップの開催など積極的に行いたいと思います。薬膳の知識で自分のケアもしつつ、色々な経験を積みながら準備をしようと思います。
パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット
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