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沢山のご応募をありがとうございました!
選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!

松谷 晶子

活動名
栄養と料理講座を学び、第72回文部科学省認定社会通信教育修了者文部科学大臣賞受賞
活動開始時期
2019年10月
参考情報・URL
 

活動を始めたきっかけを教えてください

以前の配属先では片道1時間40分の通勤のため、自炊できずに疲れ切って体調を崩しました。親の介護・看病をしていたときに食事の大切さを感じていたため、かつて学習したことのある栄養と料理講座に治療食コースがあることを思い出して受講を決めました。
基礎コースの修了から5年経っていたため、久しぶりに学びなおした食事法「四群点数法」は自分の食事を見直すきっかけになりました。新しく学んだ「調理理論」、「栄養学」、「食品学」、「病人食」はとても楽しく、テキストだけでは飽き足らず関連する内容の本を15冊以上読みました。興味が湧いてきたため専門職業コースも続けて受講しました。

ご自身の活動内容を教えてください

治療食コースでは「調理理論」、「栄養学」、「食品学」、「病人食」を学びました。「調理理論」、「栄養学」、「食品学」は大学や専門学校で学ぶような専門的な内容です。専門的とはいえ、食事という身近な内容のため、知れば知るほど楽しく感じました。
「病人食」では四群点数法を踏まえた献立を作成する課題がありました。親の介護・看病で食べ物の飲み込みにくい現実を見ていましたので、やわらかくて食べやすいバランスの良い献立を考えました。おかゆとしんじょを作った際には、美味しく作れるようにレシピ本やレシピサイトを見て何度も練習してみました。もし親が生きていたら、美味しく食べてくれるだろうかと想像しながら丁寧に作りました。また、自分が体調を崩したときや年を重ねたときに食べたいと思うものをレシピから探しました。
栄養と料理講座の課題は設問形式ですが、必ずしも全員が一致するような解答にはなりません。特に献立を考える課題は、四群点数法で食事のバランスが同じであっても材料の種類や量によって料理は異なってしまいます。答えが一つではないということは基礎コースを受講しているときにはとても難しく感じました。しかし、治療食コースを受講しているときからは楽しく感じるようになりました。それは、得た知識を身近な食事にどう当てはめていくか、自分や誰かのためにどのようにして実践するかを考えられるようになったからです。
その結果、令和2年度女子栄養大学優秀賞と第72回文部科学省認定社会通信教育修了者文部科学大臣賞を受賞しました。(コロナ禍で表彰式が開催されなかったことはとても残念でした。)
専門職業コースでは「食品衛生」、「公衆衛生」、「給食管理」、「衛生法規」、「食文化概論」を学びました。より専門的な内容でしたが、大変興味深かったため気になるテーマは熱心に調べました。食事に関する基礎知識と考え方をしっかりと身に着けることができたおかげで、令和3年度女子栄養大学優秀賞を受賞しました。 今でも食事の興味は尽きることがなく、本を月に3冊から5冊程度読んで常に学び続けています。

今後の活動展望・夢をお聞かせください

学んだことや得た知識は、実践することによって世の中の役に立つと考えています。そのため、私の地元の横浜市に食事研究サークル「ふだんの食事の会」を立ち上げる準備をしています。 このサークルの目的は二つあります。一つ目は「ふだんの食事から、四群点数法を意識してバランスの良い食生活にする」です。例えばランチが外食の場合、ディナーは何を食べるのが良いかをバランスの良い食事という観点で考えられるようにします。
二つ目は「食事から興味を広げて、得た知識をふだんの生活で使えるようにする」です。食事に関連するテーマを調査して、ふだんの生活に活かせる方法を考えて提案します。調査するテーマは地元の横浜市に関わるものを考えています。第一弾のテーマとして、飲み水つまり上水道について調査しています。横浜市は近代水道日本初という歴史があり、調べると大変面白いです。 まだ準備中の部分は多いのですが、学び続けられる活動の場を地元に作っていきたいです。

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