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沢山のご応募をありがとうございました! 選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!
十鳥 可奈子
今の音楽活動を始めるきっかけとなったのは、高校時代、イタリア・アレッツォのポリフォニーコンクールに日本代表として選ばれたことでした。当時コーラス部に所属していた私は、コンクールに出演するために初めて海外へと渡りました。 現地ではコンクールが行われていた会場以外でも、様々な場所で歌や演奏が聞こえ、人々が音楽を楽しんでいました。夜に開かれていた音楽祭では、ほとんど会話もないまま参加することになりました。そこで感じたのは、「言葉が通じなくても音楽があれば違う国の人たちとでも、一緒に同じ空間で楽しんだり、心を通わせることができる」ということです。 イタリアで過ごしたのはほんのわずかな期間でしたが、その経験が、私に音楽の可能性を強く気付かせてくれました。コンクールの結果は予選落ちでしたが、あの時の経験こそが、私が本格的に音楽をはじめることになった原点です。
ソプラノ歌手として歌唱や、ピアノの演奏をしていて、神戸船の中や、ホテル、コンサートホールなどの施設、飲食店や野外などでも演奏しています。 パソナでの主なお仕事は、大学のオープンキャンパスでの演奏、そしてランチタイムコンサートです。演奏を通して学生さん達に「日頃の力を抜いてリラックスしながら音楽を楽しんでもらいたい」という思いから、皆さんの要望に合わせた音楽をお届けしています。 意識しているのは「私の音楽」そして「求められる音楽」その2つを掛け合わせて提供する、ということです。クラシックコンサートではない場では、普段聞き慣れないかもしれないクラシックを少しでも身近に感じていただくため、ポピュラー音楽、ディズニーやジャズ、映画音楽など様々なジャンルをクラシックと織り交ぜながら演奏しています。少しでも楽しいと思ってもらえる瞬間がたくさんあるように、出来るだけ分かりやすく親しみやすいものを通して、心揺さぶるプログラムを心掛けています。 withコロナの時代に入ってから、たくさんの演奏・舞台のお仕事がストップしてしまいましたが、音楽を聴いたり、生の演奏を自分の五感で感じたりするのは、何ものにも変え難い時間だと私は思っています。 少しでも皆さんに音楽を届けて、心をリラックス、豊かにできる瞬間を増やしてもらえるよう、これからも活動していきたいと思います。
現在はコンサート会場など決まった場所での演奏が多いのですが、今後の展開としては、例えばお寺や神社、幼稚園や病院、そして個人的に大好きな紅茶カフェやフレンチレストランなど、地域に根付いた場所での演奏をしていけたらいいなと思っています。 お客様と近い場所ではクラシックや生の音楽の素晴らしさを広めていきたいです。 あるいはもっと大きな規模の場所では、オペラやミュージカル(物語)仕立ての演奏など、クラシックが好きな人だけではなく、様々な人に音楽を届けていきたいです。 演奏を聞くだけでなく見ていても楽しめるような、そしてコンサートを通して、私が音楽で心救われたように誰かの心に何かを感じてもらえるような、メッセージ性のあるコンサートを作って行けたらと思っています。 これからも毎日技術を磨くと共に、どうしたら楽しんでもらえるかを日々試行錯誤しながら、自分自身も存分に音楽を楽しみながら演奏を続けていきたいと考えています。
パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット
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