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沢山のご応募をありがとうございました! 選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!
今井 渓太
プロサッカー選手になることが幼いころからの夢で、大学4年時の就職活動は各地のサッカークラブで行われるセレクションと練習への参加でした。大学卒業後、ジョイフル本田つくばFCで4年間プレーをし、その後、同年代から4年遅れで就職活動を行いパソナへ就職をしました。当時はやりたい事が見つからなかったため、就職活動には非常に苦労しました。 あらゆる業界、業種の企業を受けては、なんとなくモチベーションの上がらない感覚がぬぐえずにいたとき、ふと私と同じようにセカンドキャリアに悩むアスリートは世の中にはたくさんいるのではないかと感じ始めたことがきっかけでした。
【生きる力教室】 生活困窮等により学童等へ通えない子供へ向けた無料学習塾・こども食堂を提供するNPO法人居場所サポートクラブ「ロベ」が、つくば市から依頼され実施しているイベント「生きる力教室」へ講師として登壇しました。 毎週火曜日の「朝活」で、ひとり親支援のためにできる事をやろうというお話から、上記NPOに5度の訪問を重ね、実際に子供たちと交流をする中でイベントのお話を頂きました。 私自身がひとり親家庭であることもあり、サッカー選手としての経験や大事にしてきた想いを子供たちに伝えることで、決して経済的には豊かでなくても、心は豊かに成長してほしいという想いのもとお話させていただきました。 またイベント後も上記NPOへは定期的に訪問を行い、サッカーを頑張りたいと県外強豪校への進学を決意した子供へは現役時代に使っていたスパイクのプレゼントをし、クリスマスには子供たち全員にお菓子をプレゼントする等の活動を続けています。
【FC現役選手のキャリア支援】 2020シーズンをともに過ごした唯一同級生の選手から、転職の相談を受け登録から内定までを人材紹介のCAとして担当しました。 既に引退後、一度就職をしていたものの本人の望むような就業環境ではなかったとの話を受け、本人の就業環境・条件の希望を細かにヒアリングした後、マッチする求人を紹介、希望条件にぴったりの企業で内定、成約をしました。 ハイブリットキャリアの実現に向け、派遣・BPO事業と並行して活動をしている中での人材紹介初成約となりました。 サッカーを辞めた後、やりたいことが明確に見つからない選手に対し、その後のキャリア選択として、やりたい事ではなくこれだけは避けたいものからアプローチをし、苦なく続けられる環境とその中での優先順位を意識して面談をしていました。
生きる力教室の子供たちとは、サッカー教室のような一緒に体を動かすイベントができればと考えています。また、子供たちのみではなく、その親御さんへ向けたキャリコンイベント等の開催も視野に入れつつ、サッカー選手の経験とパソナとして支援ができることの両軸で考えていければと思っています。
またFCの現役選手たちに向けては「現役時代からセカンドキャリアに向けた準備をする」ことを目的とし、シーズン中の選手一人ひとりを対象にキャリア相談の機会を設けたり、選手全員へ向けたビジネスマナー研修を実施する等、セカンドキャリアを選択していく上での支援を行っていきたいと考えています。 具体的に現在の業務と直結する部分ですと、シーズンオフ期間に一般企業や自治体で派遣社員として実際に社会人経験を積んでいただく機会の創造や、 引退後の人材紹介支援等、現役選手たちの総合的なキャリア支援を行っていきたいと考えています。 大枠で見ると子供たちへの講義では夢を持ち諦めずに進んでいくことの大切さを伝えているものの、夢を追い続けた結果、セカンドキャリアに苦労し自分を見失ってしまうといった矛盾が生じています。 大きな視点で、アスリートのセカンドキャリアを考えた際、この矛盾をなくすことが私の大きな夢です。
パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット
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