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沢山のご応募をありがとうございました!
選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!

月居 麻水

活動名
クラフトビールの魅力を発信! ~「いつもそばにある」を目指して~
活動開始時期
2016年
参考情報・URL
https://www.ikedayabeer.co.jp/
https://www.facebook.com/ikedayabeer
https://www.instagram.com/ikedayabeer/
https://ikedayabeer.stores.jp/

活動を始めたきっかけを教えてください

私の実家は、創業明治4年の酒屋を営んでいます(静岡県牧之原市 池田屋酒店)。小売業での生計はなかなかに厳しく、年老いた両親が頑張って仕事をしていますが、後継者もいないため、どのようにお店をたたむか家族で考えはじめていました。また、その時期、私たち夫婦の趣味は、ウイスキー工場や酒蔵巡りをすることで、工場で実際にお酒が造られているところを見るのが大好きでした。そんな中で出会ったクラフトビール工場を拝見したとき、私たち自身が造ったクラフトビールをお店で売ることができないだろうか、と思い立ったことがきっかけです。
構想から約5年。機材の調達や技術の習得、税務署への申請などを経て、酒屋の一部を改装し、2020年6月からクラフトビールの醸造を始めることができました。

ご自身の活動内容を教えてください

平日の月曜日~金曜日の9時~17時までは、派遣社員としてフルタイムで仕事をしております。クラフトビールを醸造するのは基本的に毎週土曜日とし、平日の夜間を事務処理の時間にあてています。平日の帰宅後、最低限の家事をこなしたら、クラフトビール事業の時間です。帳簿をつけたり、クラフトビールのレシピを考えたり、お客様とメールやオンラインで商談をおこなっています。
金曜日の夜は、車で1時間半ほど離れた実家に向かい、仕込み準備です。機材の洗浄や材料の準備を3時間ほどかけて行います。
そしていよいよ土曜日の朝6時から仕込みが始まります。
仕込み作業と並行して、できあがったクラフトビールを樽詰めしたり瓶詰めしたり。または使い終わったタンクや機材の洗浄をするなど、当日は22時ころまでほぼ休憩なしです。
それでも、お店に来てくださるお客様に商品のご案内をしたり、直接「おいしい!」と感想を聞けたりすると、疲れなんてふっとびます。

今後の活動展望・夢をお聞かせください

池田屋酒店のスローガンは「各ご家庭の冷蔵庫に、うちのクラフトビールが必ず入っていることを目指そう!」です。マイクロブルワリー(小規模醸造所)で、一度に造れるクラフトビールは約150リットルとわずかな量です。まだまだ知名度は低く、ECサイトも始めたばかりですし、販売店も多くありません。静岡県はクラフトビール醸造が盛んな地域で、個性豊かな商品が多数あります。そんな中、私はあえて奇をてらうことなく、渋みを抑え飲みやすさにこだわり、優しい味わいを提供していこうと心に決めています。
手仕事にこだわり、一回一回の仕込みに愛をこめて、皆様に楽しんでいただけるようこれからも励んでまいります。

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パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット