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沢山のご応募をありがとうございました!
選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!

熊崎 律子

活動名
ネイルやメイクで高齢者・障がいをもつ方を笑顔に
活動開始時期
2017年春
参考情報・URL
JHWN − 一般社団法人 日本保健福祉ネイリスト協会 | 高齢者・障がい者の方々に笑顔を!ネイルの力で“癒し・元気・希望”を!福祉施設向けネイルケア普及のためのネイルスクール、ネイリストの協会 (fukushinail.jp)

活動を始めたきっかけを教えてください

活動のきっかけは、私自身の体調不良でした。外出も意欲も笑顔もない毎日を送り、食事もできず体重が40㎏切ったころ、何の為に生きているのかと自分に問いかける日々が続いたある日、私と同じ症状の方は沢山いるのではないかと思い始め、年齢に関係なく病気などで自由に外出ができない方のお役に立ちたいという気持ちが強くなったのがきっかけでした。
そこでヒントになったのが日頃から興味を持っていたネイル、コスメ、メイクでした。ネイルなどの美容を通して皆様が「笑顔」になれるのではないかと思いつき、ネットで探し最初に出会えたのが「日本保健福祉ネイリスト協会」の「福祉ネイル」でした。

ご自身の活動内容を教えてください

平日はフルタイムで働き、土日祭日を利用して福祉ネイルとメイクをしております。主に高齢者施設様にお伺いして福祉ネイルの施術のイベントや体験をして頂いています。
施設様では、ディサービスの方や、認知症、寝たきり、車いすの方などがいらっしゃいます。
例えば認知症は色々な症状の方がいらっしゃいます。症状を理解してお話をしながらネイルのお色やアートを選んで頂きますが、たくさんのお色から選ぶのは難しい方もいらっしゃいますので、ご利用者様の意思を尊重し選びやすいように工夫します。ご自身で選んだお色やアートですので施術後は笑顔で応えて下さいます。
また、寝たきりの方、男性にもハンドトリートメントをさせていただく事が多く「肌がしっとりした」と笑顔でおっしゃって下さいます。車いすの方、お話ができない方、聞き取りの難しい方も「回想法」や「ユマニチュードの手法」を用いて施術を行います。寝たきりの方も一生懸命声を出して反応して下さいます。メイクでは、表情が硬い方でも、メイク後は柔らかい表情になり、男性は眉を整え、色を足す事で印象が変わり、ご自身で鏡をご覧になり驚かれるほどです。
人生の先輩の方々ですので、言葉遣い、自尊心を尊重し敬意を持って今後も続けていきます。

今後の活動展望・夢をお聞かせください

現在、コロナ禍で訪問はできない状況ですが、安全が確認できましたら各地のイベント、障がい者施設様、高齢者施設様、病院等の訪問を再開したいと考えています。
これまでに経験のない分野ですが、神社仏閣への訪問や個人のお客様で外出が難しい方の元にも訪問したいと考えており、どなたからも気軽にご依頼頂けるよう努力してまいります。
また、福祉ネイリストはどなたでも学んで頂けますので、福祉ネイリストの育成にも力を入れていきたいです。
福祉ネイリストとして美容を通じて感動を与え、ネイルの力で「癒し」「元気」「希望」を感じて「笑顔」になって頂く事を使命とし今後も皆様に喜んで頂けるよう活動してまいります。

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パソナグループHR本部 陽だまり場ユニット