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沢山のご応募をありがとうございました!
選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!

micchi

活動名
水彩画の魅力を発信~絵本の発売を目指して~
活動開始時期
2008年
参考情報・URL
 

活動を始めたきっかけを教えてください

幼少の頃より絵を描くことが好きで、高校進学までは油彩や水彩をはじめ、様々な造形を学んできましたが、大学は文学部へ、卒業後も芸術とはあまり関わりのない企業へ就職し、しばらく創作から遠のいた日々を過ごしていました。
再び絵を描きたい気持ちが沸いてきた2008年4月、素敵な先生とアトリエに出会います。
これまで何度か前を通っていた筈なのに、なぜかこのアトリエの存在に気付かなかったのですが、出会った瞬間、ここで学びたい!という衝動に駆られ、透明水彩という画材に挑戦することになりました。
ただ、お稽古が平日の昼間にしか開催されていなかった為、職場の上司や同僚のご理解、ご協力のもと、有休や半休を活用させていただきながら、2018年まで通うことができました。

ご自身の活動内容を教えてください

透明水彩という画材には色んな技法があり、それらを使いこなせば独特の優しい色使いや風合いを創り出せるのですが、とにかく水と絵の具の扱いが難しく、奥が深い画材です。思い描いたイメージに創り上げる為に、色づくりや描き直しを重ね、好きな画家の絵を模写して研究してきました。そうして、徐々に自分のイメージ通りに描けるようになり、グループ展への出展や、コンテストへの応募など、少しずつ活動の枠を広げ、講師になる為の勉強も行い、2018年には水彩教室の認定講師を取得いたしました。また、水彩画と並行してオリジナルのキャラクターが登場する絵本創りも始めました。
水彩画も絵本も、どちらも表現したいものは、日々の暮らしの中でふと感じる小さな幸せです。人物、情景、食べ物など、本当に様々なものを対象に描いています。
コロナ禍でステイホームの時間が増え、土日の創作時間が増えたこともあり、これまで描き溜めてきた作品を通して「様々な幸せのカタチを感じて頂ければ!」との思いから、今年4月に初個展を開催致しました。友人、同僚、親戚、ご近所さん、初めましての方、数十年振りに再会できた知人など、本当にたくさんの方々にご来場いただき、皆様との会話から、ゆったりと楽しんでいただけた様子が伝わってきて、開催できて良かったと思っています。
個展では初の試みとして、絵に詩のような短い文章を添えて展示致しました。結果として、絵と文章のコラボは予想以上に観る人の想像を掻き立て、その絵の世界に入り込める楽しい試みとなりました。
コロナ禍にこそ芸術は必要かもしれないと感じましたし、皆様より頂いたお言葉が今後の創作活動の大きな励みとなりました。また縁あって、コーラスグループの演奏会用のプログラム表紙を作成させて頂くことになり、現在この原画を創作中です。

今後の活動展望・夢をお聞かせください

これまでポストカードの制作や販売は行っていましたが、今回の個展で絵に文章を添えたことで、「絵と文章両方が載った画集は無いのですか?」とのお声を頂きましたので、現在は画集のような絵本を作ってみたいと思っています。子供も大人も世代関係無く、絵本を通して、誰もが想像を掻き立てられ、ワクワクしたり、空想に浸ったり、時々クスッと笑えるような絵本が理想です。まだ出版に至っていない為、出版化が当面の夢です。また、絵本に登場するキャラクターは大人の女性にも気に入っていただいているようですので、日々の生活がちょっぴり楽しくなるようなキャラクターグッズの制作などにも挑戦してみたいです。絵本のストーリーにちなんだワークショップを開催して、実際に透明水彩の画材を楽しんでいただけるような企画も考えています。そして、ゆくゆくは水彩教室を開き、無心になって絵を描く時間や、お互いの作品を鑑賞し合って色んなことを感じてもらえる時間や空間の提供ができたら嬉しいなと思っています。

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