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沢山のご応募をありがとうございました!
選考を通過した29名のパソナ☆キラリビトをご紹介します!

伊藤 俊輔

活動名
子供たちとともに ~My volunteer Journey~
活動開始時期
2018年
参考情報・URL
 

活動を始めたきっかけを教えてください

平穏な毎日から抜け出し、仕事以外で何か社会に貢献したいと考え、これまでのスポ ーツでの経験を活かして、インストラクターとしてスポーツの普及活動、子供たちの未来のためのボランティア活動にチャレンジすることにしました。様々なシチュエーションでの指導方法を修得するため、可能な限り、必要と思われる指導資格(公認スポーツリーダー(日本ポーツ協会)、ハマスポインストラクター(横浜市体育協会)、障害者スポーツサポーター(神奈川県スポーツ局)、ボッチャ審判員(神奈川ボッチャ協会)等を取得して「どんな依頼も断らない」「自分のことは自分で完結する」「過酷な状況にも耐えられるよう自身のトレーニングを欠かさない」ことを自分に言い聞かせて活動を開始しました。

ご自身の活動内容を教えてください

主な活動の一つは、神奈川ボッチャ協会の一員として、各地の大会の設営準備や審判のお手伝いのほか、各自治体で開催されるボッチャの講習会などへの普及活動や大会代表選手の合宿練習のお手伝いなどをさせて頂いています。特に昨年のパラリンピックでの日本人選手の活躍から、ボッチャの知名度が上がり、 現在、各地で新たに大会が開催されるなど、ボッチャ協会は常に人手不足な状態となっています。このスポーツの特徴は、重度の障がいを持つ方も、誰でもゲームに参加できるよう細部に渡ってルールやツールが準備されているところにあります。勝負の佳境に差し掛かると、ライジングショット(投球したボールを狙ったボールの上に乗せるテクニック)などの大技も見ることができ、それが決まった瞬間は、審判も忘れ、思わず歓声を上げてしまうこともしばしばです。「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、その尊厳と権利とについて平等である。」・・・ボッチャはこの世界人権宣言の理念に通じる素晴らしいスポーツです。少しでも多くの人にこの魅力をお伝えできたらと思い活動を続けています。もう1つ大切にしているのは、児童入所施設でのプールの監視と指導をはじめとした交流です。児童入所施設とは、様々な理由で両親や保護者とは一緒に生活することができない子供たちが暮らす場所です。ここでは大勢の子供たちが、想像もできないような過酷な現実と問題を抱えて暮らしています。子供たちとのコミュニケーションでいつも心掛けていることは、決して指導を押し付けないことです。子供たちから自然に近づいて来てくれるまで待つことがとても大切なんです。子供たちと一緒に泳いだり、時には歌ったり、踊ったりと楽しい時間を過ごしています。

今後の活動展望・夢をお聞かせください

スポーツを通じて巡り合うことのできた方々や、子供たちとの出会いを大切に、身体の続く限り、これからも活動を続けていきたいと思っています。しかし、昨今DVや育児放棄により保護される子供たちが慢性的に増え、入所施設の定員を超える状況が続いているそうです。この問題を解決することに関して、今の私は無力であり、何の手立ても持っていません。社会の歪みが、大人たちを飲み込み、最後に弱い子供たちの運命までを変えてしまう、そんな出来事が毎日起きていることに胸が痛みます。毎日、子供たちが泣いています。子供たちが怒っています。子供たちが叫んでいます。 彼らの声が聞こえますか。

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