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セミナー開催レポート:働く女性の「食」をアップデート!
世に溢れる「食」情報のウソ・ホント
今からでも知っておくべき 食習慣と乳がんリスク

2020年10月26日 パソナピンクリボンセミナー 開催レポート

10月の「ピンクリボン月間」にあわせて、女性の心と身体の健康を考え、乳がん検診の受診促進を図るセミナーをJOB HUB SQUARE にて開催。ウェビナーの同時中継も行いました。
「女性ホルモンのバランスと食事」にフォーカスし、正しい情報を得るポイントを学びながら、女性ホルモンのバランスに関わる食生活とそのコツを、管理栄養士の渥美まゆ美さんにお話しいただきました。
教えていただいた情報の中から、いくつかピックアップしてご紹介します。

体をつくる3つの栄養素とは?

3つの栄養素とは「糖質・脂質(〇)」「タンパク質(□)」「ビタミンミネラル(△)」の事です。
3つの栄養素のどれかが欠けてもダメ、1つだけを食べてはダメ、であればどうすれば良いのか?と難しく考えるのではなく、それぞれが体に必要な役割をしていることを実感することが大事です。
主食・主菜・副菜と言われる糖質脂質(〇)・タンパク質(□)・ビタミンミネラル(△)の〇・□・△を意識して、なるべく1回の食事ごとに組み合わせることが大切とのことでした。

バランスの良い量とは?

組み合わせの次は、バランスよく食べるための量について。
炭水化物(3):タンパク質(1):ビタミンミネラル(2)と3:1:2を意識します。適量はお弁当箱で考えると分かりやすいとのことでした。
炭水化物のごはんを半分詰めて、たんぱく質は片手、野菜や果物は両手いっぱい、この量を1回の食事でとることを意識すると良いそうです。

コンビニ弁当をバランス良く食べる秘訣とは?

時間が無いときに手にすることが多いかもしれないコンビニのお弁当。
唐揚げ弁当を例に見てみると、糖質脂質(〇)が多く、タンパク質(□)は含まれていますが、ビタミンミネラル(△)が足りないことに気づきます。
ここで、ビタミンミネラルの△を補うとバランスが良くなります。
3:1:2も意識して、量を考えましょう。

乳がんにまつわる食の情報“ウソ・ホント”

今回のイベントのテーマが、「食習慣と乳がんリスク」だったため、乳がんにまつわる食の情報についてクイズもありました。
乳がんと食の情報は様々な情報が出回っているため、エビデンスを確認し、情報の取捨選択をすることが大切です。
(参考文献;一般社団法人日本乳癌学会乳癌診療ガイドライン エビデンス総体・システマティックレビュー資料)

女性ホルモンのバランスを整える食事

乳がんリスクを避けるために、女性ホルモンのバランスを整える食事について。
基本の栄養バランスがとれた食事をベースに、豆類・低脂肪の乳製品+1品を意識するようアドバイスをいただきました。



最後は、『「これを食べれば良い!」という情報に振り回されすぎずに、体作りの栄養基礎知識を基盤に持ちながらも、1回1回の食事は、“笑顔になれる選択”をしていただきたいです。』と締めくくられました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!
皆さまが健康で「自分らしさを活かし人生を楽しむ」を、これからも様々な形で応援していきます。

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