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コラム:創刊号【子どもの食育を日常に】

こんにちは!『Healing Table』事務局です。
『Healing Table』では、健康を育む「食の知識」の発信を通じて、未来を担う子ども達の健やかな成長や、すべての働く人々がイキイキと健康に輝ける社会を目指しています。さまざまな食・健康・自然に関するイベント・セミナー・ツアーの開催等を通じ、“食と健康”について学べる機会もご提供していきます。
その取り組みの一つとして、このHealing Table Columnでは食育に関するコラムやレシピを定期的に配信していきます。今回はその創刊号です!これからどんどん情報を配信していきますので、お楽しみに!!

はじめまして!キッズ食育トレーナーの玉田悦子と申します。Healing Table では子どもの食育についてお伝えします。子どもの食育は、まずは子どもが食を楽しみ、興味を持ってくれることが何より大切です。その時間がいずれ好き嫌い克服につながったり、自らの食生活をみつめる力となるからです。Healing Tableではすぐにでも試して頂ける内容をお届けしますので、是非日常に取り入れてみてください!

はじめましての創刊号では、自己紹介させて頂きますね。同時に、なぜ子どもの食育が必要なのか?をお伝えします。共感して頂けたら嬉しいです。

我が家は主人と3人の子ども(4才、小1、小4)の5人家族、千葉県在住です。2016年に子どものための食育スクール「青空キッチン市川」を開講し、現在は3才~小学生を対象に、自宅で月に18レッスン開講しています。企業様や千葉県等のご依頼で子どもの好き嫌い克服セミナーに登壇したり、料理教室の講師をさせて頂くこともあります。また、料理家としてレシピ開発や料理撮影などを行い、Webや季刊誌、子育てフリーペーパーでレシピをご紹介しております。

前職は食品メーカーでマーケティング職に11年ほど携わりました。保育と食育を両方学べる日本キッズ食育協会で勉強を始めたのは会社に在籍中で、次男の出産後でした。皮肉なことにその時期が1番、料理の時間にストレスを感じていたように思います。子どもにきちんと作ってあげたいのに忙しさのあまり、思うように料理ができなかったためです。その後、娘の妊娠に背中を押され、退職して料理家として独立しました。
活動理念は、「料理を作る人も食べる人も、食事の時間がもっと楽しいものになりますように!」。
私は子どもの食育に力を入れていますが、子どもが主役だとは思っていません。料理を作る人もハッピーで心身共に健康であるべきだと考えます。作る人にとっては、作り易いことと喜んでもらえることが1番です。その2つが叶えられるような情報をお伝えできればと思います。

なぜ子どもの食育が必要なのか

さて、ここからは「なぜ子どもの食育が必要か」という話です。大きく2つの理由をお伝えします。

①食のバランス感覚を養うため

皆さんは食事をされる際に、どのようにメニューを決めていらっしゃいますか?栄養計算をしている方はおそらく少数派で、たいていは、感覚的にメニューを決めていらっしゃるのではないでしょうか。例えば、「昨日魚だったから今日は肉にしよう」とか「最近野菜不足だから今日は野菜多めにしよう」など、なんとなく食事内容を調整しているイメージかと思います。
私はその感覚を「食のバランス感覚」と言っています。食事の(栄養)バランスが大きく崩れないように、自分で食事の内容を調整できる感覚のことです。大人になってからの習慣や嗜好を変えるのはとても難しいものです。子どものうちに、自分に必要な物を感覚的に理解していることは、健康的な生活へとつながります。

②味覚形成に良い影響を与え、健康な食生活を送るため

子どもの味覚を育てることも大切な食育です。味覚は生まれながらに決まっているのではなく、大半が学習によって獲得します。様々な繊細な味を経験することで味覚の幅が広がり、結果的に多くの食材の味を受け入れ易くなります。大人になって苦手な野菜を食べなきゃ!と苦労するのではなく、子どものうちに好き嫌いを克服し、バランスよく食べられたらいいですよね。
また、濃い味付けのものばかり食べていると健康を害する恐れがあるのもご存じかと思います。濃い味に慣れると味覚は鈍化し、薄い味では満足できなくなります。子どもの頃から素材の味を楽しめる程度の薄味に親しむことは、大人になってからも健康につながるのです。

いかがでしたでしょうか、子どもの食育の重要性を感じて頂けましたでしょうか。
次号からは、すぐに取り入れられる子どもの食育をお伝えしていきますので、お楽しみに!
忙しいからと諦めていた方も、きっとお試し頂けるかと思います。

料理家・キッズ食育トレーナー : 玉田悦子さん

キッズ食育トレーナー。1981年生まれ、千葉県出身、3児の母。
食品メーカーにて開発及びマーケティングに携わった後、料理家として独立。
子どもに様々な食材と触れ合って欲しいという思いから食育活動を始め、2016年に3才~小学生を対象とした食育スクール「青空キッチン市川」を開講(現在月18レッスン開講中)。
その他、コラム執筆やセミナー、フォトスタイリストとしてレシピ開発及び料理撮影等を行っている。
モットーは「食卓を囲む全員にとって食事の時間がもっと楽しいものになりますように!」。食事を作る人も食べる人も幸せであるようなレシピの開発に尽力している。

『プロフェリエ』の玉田悦子さんのページはこちら

※玉田悦子さんは、パソナグループのグループ会社『プロフェリエ』に所属するプロの方です。

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Tel : 03-6734-1013