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2014.01.14
淡路市とパソナグループ各社(パソナふるさとインキュベーション、パソナテック、パソナロジコム)は、ICT(情報通信技術)を活用した新たな街づくりを目指す『あわじICTスマートアイランドプロジェクト』を1月14日(火)より開始いたします。 また、2月9日(日)には淡路市市民の方々を対象にプロジェクト説明会を「のじまスコーラ」(兵庫県淡路市)にて開催いたします。
パソナグループは、2008年より兵庫県淡路島で独立就農者を育成する「パソナチャレンジファーム」を開始しているほか、2011年からは若者の多様な価値観に合わせた働き方を支援し、農業や芸術活動等を通じて地域活性化を促す「ここから村」を行っています。 また、2012年には廃校となった「旧野島小学校」をレストランやカフェ等が併設された地域活性化拠点『のじまスコーラ』として改装しました。同施設では、島内で採れた農産物や特産品の販売、地元の食材を用いた料理を提供しているほか、農業や芸術、音楽等の様々なイベントを開催し、地域住民の交流を促すと共に、島を訪れる観光客に淡路島の魅力を発信しています。
『あわじICTスマートアイランドプロジェクト』では、淡路市市民の方々にID番号が振られたICカードを付与し、ICTを活用することで、日常生活をより一層便利で豊かにすることを目指します。 具体的には市民が専用HPで自分のID番号を入力することで、「のじまスコーラ」で提供している地元の特産品やパンなどの商品の宅配サービスを受けることが可能になります。専用HPではのじまスコーラの送迎バスの予約ができ、災害時には各地域の災害状況や避難情報などが確認できます。 また今後は、のじまスコーラでタブレット端末の体験講座を実施するほか、各種サービスの問合せ窓口を設置いたします。
淡路市とパソナグループは、『あわじICTスマートアイランドプロジェクト』を2014年3月まで「総務省 ICT街づくり推進事業」の一環として運営し、地域住民の活用機会を増やしてまいります。今後は、実証結果を活かして継続的に事業を推進し、他の地域との連携や、日本各地の防災、交通、医療、エネルギー問題などの共通課題を解決する、ICTの仕組みを取り入れることで、地域産業の活性化と雇用の促進を目指してまいります。