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INITIATIVE「自分のキャリアは自分で創る」WEBマガジン

ひと 2017.08.21 南部靖之コラム 個人自立社会を目指す「JOB HUB SQUARE」


たくさんの「夢」が集まるオフィス


今年7月、東京駅日本橋口の目の前に、パソナグループ各社が結集する新しいビル「JOB HUB SQUARE」がオープンしました。

働きたいと願う主婦や若者、シニア、外国人、障害のある方など、多様な方が集う“スクエア(広場)”です。また、企業で働く方だけではなく、起業を志す方や、地方で働きたい方、また学者や医者、弁護士や会計士、音楽家や芸術家を志す方など、ありとあらゆる才能が集まる「ダイバーシティオフィス」です。

たくさんの「人」が集まるということは、その数だけ「夢」が集まり、未来に向けた「可能性」が生まれるということです。多様な価値観が結びつくことで新たな化学反応が起こり、人生の目標に共に挑戦する仲間が見つかって新たなチャレンジへの勇気が得られる場所にしていきます。

パソナグループの仕事は「人を活かす」ことです。さまざまな理由で仕事を見つけるのが困難な人のために、その人が持つ能力や才能を活かせる仕事を探す。その人の優れた才能や秘められた可能性を見つけ、それをさらに伸ばすサポートをする。働く人と共に歩み、人生をプロデュースすることが私たちの使命です。

「JOB HUB SQUARE」では、一人ひとりのライフスタイルに合わせた働き方で、より豊かな人生を構築できるよう多様なサポートインフラを整えています。


感性を刺激するアートビル


「JOB HUB SQUARE」は、館内のいたるところにアート作品が飾られる「アートビル」でもあります。ビルで働く人、ビルを訪れた人たちの感性を豊かにし、アイデアを刺激し、イノベーションを生み出すためのさまざまな仕掛けを設けています。障害者の就労支援を行うパソナハートフルのアーティスト社員が描いた絵がエレベーターホールの扉を飾り、お客様をお迎えします。

パソナハートフルは1992年より「才能に障害はない」をコンセプトに、就労が困難な障害者のアート(芸術活動)による就労機会の拡大を目指してアーティストの育成をはじめました。2004年からは絵を描くことを業務とするアーティスト社員を採用し、個性あふれる作品の創作活動に取り組んでいます。

「JOB HUB SQUARE」は、こうしたパソナグループの障害者雇用・ダイバーシティに対する想いを体現するビルでもあります。


3つのコンセプト


「JOB HUB SQUARE」のコンセプトは、「健康」「インキュベーション」「地方創生」です。

「健康」について、私がいつもグループ社員に言っていることがあります。「パソナグループの企業理念は『社会の問題点を解決する』。そして我々の仕事は『人を活かす』こと。しかし、何よりも大切な自分自身の健康のために、運動の時間を作ったり、健康的な食事を取る努力ができない者が、どうやって社会のためや人のために働くことができるのか。」



そこで、10階に「@Health+Care(アットヘルスケア)」というフロアを設けました。

※アットヘルスケアの詳細はこちら(ニュースリリース)

働く人の健康状態をIoTを使って把握してAIによるビッグデータ分析を行い、個別のフォローアップを通じて健康増進とパフォーマンス向上を支援する新しいサービスです。仕事の合間に専門家に健康相談ができたり、そのカウンセリング内容をもとにジムでの効果的な運動プログラムや食生活のアドバイスが受けられます。
その仕組みをクライアント企業にも提供し、すべての人が健康でイキイキと働くための社会インフラを構築してまいります。



二つ目のコンセプトは「インキュベーション」です。
12階には「インキュベーションラウンジ」ができました。

※インキュベーションラウンジの詳細はこちら(HP)


年齢・性別・国籍を問わず、起業を目指す人たちが集い、互いに切磋琢磨する一坪オフィスです。その横には若手の会計士や弁護士、営業や企画などの経験が豊富なシニア人材のためのオフィスを設け、起業家が専門家による万全のサポートを受けられる体制を作ります。
また、パソナグループのベンチャー支援ファンド「ニュー・バリュー・クリエーション・ファンド」などもあります。場所の提供のみならず、起業家同士の繋がりを創出し、人材・ノウハウ・資金面のサポートをすることで、起業を目指す方の夢を応援していきます。



また、コンセプトの三つ目は「地方創生」です。
3階の「地方創生ラウンジ」には宮城県、福島県、石川県、兵庫県、札幌市など、全国各地の県や市町村自治体がオフィスを構え、地域の観光振興に向けた「PR拠点」や、地域への人材誘致を目指す「UIJ ターン窓口」として活用いただいています。

地方創生の鍵は、地方に持続可能な夢のある新産業を興すことです。私たちが目指すのは「地方に移住したい」「地方でベンチャーを興したい」という志溢れる人材と、「東京から地方に企業を誘致したい」「地方で起業する人材を探したい」という自治体を結びつけることです。
「インキュベーションラウンジ」と「地方創生ラウンジ」が有機的に連携し、その取り組みを加速させていきます。

一次産業の新たな情報発信


パソナグループは2003年から農業分野での雇用創造と人材育成に取り組んできました。東京・大手町の地下農園「PASONA O2(パソナオーツー)」や、ビル壁面が緑に覆われた「アーバンファーム」により、新しい農業の情報発信を行ってきました。私たちが取り組みを始めた15年前と今では、特に若い方々の農業に対する意識が大きく変わったと感じています。

「JOB HUB SQUARE」では、そこからさらに進めて、地域産業の担い手となる酪農や観光牧場分野での人材育成を行う「大手町牧場」を13階にオープンしました。牛や豚、ヤギなどが手の届く距離で放牧される“都市型牧場”になります。そこでは、都心の方に酪農を身近に感じていただく講座を行うとともに、食の安全についての情報発信を行います。また酪農の未来を担う人材の育成を行うことで、地方創生にも繋げていきます。


※大手町牧場の詳細はこちら(ニュースリリース)

他にも、7月15日に兵庫県淡路島にオープンしたアニメパーク「ニジゲンノモリ」のコンセプトスペースや、地方産品を生かしたレストランやアンテナショップなども開設しました。ぜひ、多くの方にお立ち寄りいただきたいと考えています。

個人自立社会に向けたサポートインフラに


今、政府主導で「働き方改革」が進められていますが、その本質は、キャリアや人生を企業に委ねるのではなく、一人ひとりの夢や意思を尊重した生き方・働き方ができる社会を実現することです。そのためには、働く人の環境を企業依存社会から個人自立社会へ転換することが必要です。
そして誰もが自由に好きな仕事を選択し、才能を活かすことができる社会こそが、働く人にとって真に豊かな社会と言えるのではないでしょうか。

しかしながら、個人自立社会においては、自由であることに戸惑い、不安を覚える人もいます。アイルランド出身の劇作家バーナード・ショーも「自由は責任を意味する。だからこそ、たいていの人は自由を恐れる」という言葉を残しています。

そこで、パソナグループは「JOB HUB SQUARE」を通じて、そうした人たちに寄り添い、背中を押すためのサポートインフラを構築していきます。そしてこれからも、働く人々が心豊かな人生設計を描くことをサポートするライフプロデュースに全力で取り組んでまいります。

(2017年7月発行「HR VISION Vol.17」より、一部改変)
 

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