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第2四半期 IRレター

2017年5月期 第2四半期 決算概要

  • エキスパートサービス(人材派遣)、BPO事業(インソーシング、アウトソーシング)を中心に多くのセグメントで増収となり、売上高は136,867百万円(前年同期比+7.3%)、売上総利益も27,000百万円(+6.2%)と増益
  • 販管費において、年金資産の運用利回りの低下やマイナス金利による割引率の見直しにより退職給付費用が前年同期比で大幅に増加したこと等により、営業利益794百万円(△25.9%)、経常利益759百万円(△22.3%)、親会社株主に帰属する四半期純損失も△816百万円と減益
  • 売上高
    1,369億円 (前期比+7.3%)
  • 営業利益
    7.9億円 (前期比△25.9%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純損失
    △8.2億円

セグメント別連結業績 (セグメント間取引消去前)

(百万円)
  売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス (人材派遣) 71,469 +5,760 +8.8% 436 △319 △42.2%
インソーシング(委託・請負) 36,082 +1,706 +5.0%
HRコンサルティング、教育・研修他 2,918 △6 △0.2%
グローバルソーシング(海外人材サービス) 3,067 +257 +9.2%
キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援) 7,178 △1,089 △13.2% 704 △924 △56.7%
アウトソーシング 14,545 +2,592 +21.7% 2,482 +1,000 +67.5%
ライフソリューション、パブリックソリューション 3,107 +372 +13.6% △161 +195 -
消去又は全社 △1,500 △329 - △2,667 △230 -
合計 136,867 +9,264 +7.3% 794 △277 △25.9%

主要セグメントの増減理由

エキスパートサービス
幅広い業界で受注が増加し、取引企業数も増加。(株)パソナOGXA※1などのM&Aも寄与。
外国語や経理など専門事務の他、営業職も伸長。サイバーセキュリティやデジタルマーケティング等の人材育成も開始。IT活用により効率化が進み長期稼働者、新規登録者増加につながる。
インソーシング
健康経営を推進する企業の健康管理室の受託など新しい動きや、パブリック分野でも1ヵ所で複数の行政サービスを提供するワンストップ窓口の導入が進み、行政事務代行も引き続き拡大。
U・I・Jターン支援、シティプロモーション等、地方創生事業の受託も増加。
グローバルソーシング
前期に子会社化したインドネシアのDGS※2で日系クライアントが大幅に増加し人材派遣が増収。
RPO(採用代行)やペイロール等のアウトソーシングも寄与。為替のマイナス影響を吸収し、増収。
キャリアソリューション
人材紹介は新規求人が高水準で推移し成約数増加。第1四半期の基幹システム入れ替えに伴う一時的業務効率低下により増収幅は抑制。再就職支援は厳しい事業環境が続く。
アウトソーシング
福利厚生事業は導入企業数が順調に拡大。報奨金等をポイント化して管理・運営するインセンティブ事業も堅調。ヘルスケア事業の健診サービスや特定保健指導の実施件数も増加。

※1 (株)パソナが子会社化した大阪ガスエクセレントエージェンシー(株)
※2 PT. Dutagriya Sarana(デュータグリヤ サラナ)

News & Topics

ソリューションサービスの深化

- IT分野の人材育成強化 -
日本アイ・ビー・エムと協業
セキュリティー人材の育成支援 (2016年11月)

パソナと日本アイ・ビー・エムは、セキュリティー技能を持つ人材の育成、輩出を目指し、戦略的かつ効率的にサイバーセキュリティー教育コンテンツを開発するための協業を開始しました。
巧妙化、複雑化したサイバー攻撃から企業システムを守るためには、専門知識と豊富な経験を持ったサイバーセキュリティー人材の拡充が必要です。パソナが持つ教育・人材育成のノウハウと、日本アイ・ビー・エムのサイバーセキュリティーに関するナレッジを活用し、競争力ある高度な教育コンテンツを開発。これらを活用した研修を実施することで、サイバーセキュリティー人材の育成を行っていきます。

成長ドライバーの更なる注力

BPO事業 - サービス領域の拡充
13言語に対応「クラウド翻訳サービス」提供開始 (2016年9月)

パソナ・パナソニック ビジネスサービスは、企業の海外展開や日本国内でのグローバル対応に応える翻訳・通訳サービス「マルチランゲージサービス」を提供しています。さらに、増加する海外からの外国人観光客やインバウンド関連のニーズに対応するため「クラウド翻訳サービス」を開始しました。
13言語に対応した質の高い翻訳をクラウド環境を活用することでスピーディに、より一層お客様のニーズにあわせた翻訳・通訳サービスを提供していきます。

https://www.pasona-pbs.co.jp/service/marketing/language/cloud.html

Anaplan Japanと協業
経営・財務・営業・販売・人事計画等の業務効率化を支援 (2016年9月)

パソナテキーラとAnaplan Japanは、企業のスマートビジネスの実現に向け、協業を開始しました。
企業の営業計画の立案および実行をクラウド上で管理し、リアルタイムな対応を可能とする「Anaplan for Sales」を拡販していきます。さらにパソナテキーラは、「Anaplan for Sales」の導入サービスに加え、導入後の継続的な運用サポートや、国内初の人材教育パートナーとしてAnaplan認定資格取得を支援する人材育成プログラムなどを提供してまいります。
又、当社のBPOサービスとして組み入れる事により顧客企業の社内オペレーションを簡素化する支援も行っていきます。

※ Anaplanは、全世界600社以上で採用されている分析業務(Analitics)と計画業務(Planning)をスマート化するプラットフォームで、計画値や見込み、速報値などのデータをクラウド上で一元管理することが可能。また、このデータを用いて、シミュレーションやシナリオ分析もExcelのような操作性でリアルタイムに行え、営業担当者からマネージャ、経営層までがOnePlatformで情報共有することができます。

成長領域での価値創造

- 地方創生・ヘルスケア -
誰でも参加できる世界で唯一の運動会『UNDOKAI World Cup』、音楽イベント『AWAJI ACOUSTIC MUSIC ISLAND 2016』を開催 (2016年10月)

UNDOKAI World Cup 実行委員会(企画運営:パソナグループ)は、兵庫県淡路島にて、日本の「運動会」競技の祭典『UNDOKAI World Cup』と、運動会音楽イベント『AWAJI ACOUSTIC MUSIC ISLAND 2016』を開催し、期間中約3万人の方々に来場頂きました。
世界中の人々が健康であり続ける社会を実現すべく、豊かな自然溢れる淡路島で、今後も"世界大会"を開催していく予定です。"地方創生" "健康" "伝統文化の発信" を大会コンセプトに、世界中の人々が参加する活気に溢れた大会を目指します。

シェアリングエコノミー協会と「地方創生の実現に向けた包括的連携協定」締結 (2016年11月)

パソナとシェアリングエコノミー協会は、シェアリングエコノミーを活用した地域の課題解決・産業振興を目指す「地方創生実現に向けた包括的連携協定」を締結しました。
地域に眠っている様々な遊休資産(空間、乗り物、モノ、人のスキル等)を、シェアリングエコノミーを活用し提供していくことで、地域の課題を解決しながら、新たな雇用と経済効果を創出していきます。